その日の注目レースと狙い馬を網羅した亀谷敬正の「血統ビーム激走メモ」を発売!
殿堂入り予想家として公開する重賞やGIの予想に加えてぜひご覧ください!
こちらからご覧いただけます雨の影響でタフな馬場になりやすいのがポイント
JRAの競馬で主流種牡馬はサンデーサイレンスの血を引く種牡馬。父も母父もサンデーサイレンス系「ではない」血統は、非主流血統になります。
もちろん、非主流血統が有利な条件は少ないわけですが、JRAの競馬であっても要求される能力の方向性は一定ではありません。
主流血統であるサンデーサイレンスの血が薄い馬。父も母父も「サンデー系ではない」馬がまとめて恵まれる、非主流の能力が要求されるレースこそおいしいのです。
たとえば、先週6月7日の阪神最終レース。阪神ダート1400mで行われたこのレースは、サンデーサイレンスの血を持たないミティル(5人気1着)とセカンドエフォート(7人気3着)の2頭のみを「亀谷競馬サロン」の予想スレッドで推奨。3連単は263万馬券。3連複も36万馬券。
この週の阪神ダートは、サンデーサイレンスの血が薄い馬が有利で、このレース以外のダートでもサンデーの薄い馬(父も母父もサンデー系ではない馬)が続々と走っていました。このことはボクだけではなく、亀谷競馬サロンのメンバーの多くもわかっていたことなので、サロンでの1人気はセカンドエフォート。レース後は次々と嬉しい的中報告をいただきました。
そして、今週末に行われるエプソムCも「父も母父もサンデー系ではない馬」が毎年のように走るレース。昨年は父も母父もサンデーではないレイエンダが5人気で1着。一昨年はハクサンルドルフが4人気で2着。3年前はダッシングブレイズが5人気で1着。父も母父も「サンデー系ではない」血統は、出走馬全体の約30%。過去3年の平均出走頭数は5頭。それでも、3年連続で連対馬を出しています。
エプソムCが父も母父もサンデー系ではない馬が走りやすいのは、GIレースもクラシックレースも行われない、非根幹距離のレースであることも影響しているでしょう。
皐月賞は芝2000m。ダービーとオークスは芝2400m。桜花賞は芝1600m。クラシックレースは400mで割れる距離で行われます。よって400mで割れる距離に強い馬が主流の能力。1800mや1400mは400mで割れない距離。GIレースも行われない距離。さらに、この時期の東京芝は開催後半。梅雨時の天候の影響もあって、主流よりもタフな馬場になりやすいことも、非主流の能力が要求されやすい原因です。
ピースワンパラディは父がグレイソヴリン系のジャングルポケット。2012年のエプソムCで15人気の人気薄ながら3着に激走したマイネルスターリーもグレイソヴリン系。母父もアグネスデジタル。いずれも非サンデーサイレンス系。サンデーの要素が薄い血統馬が走りやすい当レース向きの配合。
同牝系に芝のGIレース勝ち馬で東京の芝GIにも複数回の連対実績があるホエールキャプチャ。重賞クラスでも格負けしない牝系ですから、格上げ戦でも通用する可能性も高いです。
著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のエプソムC予想はレース当日までにウマい馬券で公開!