近年の連対馬をみると、ヌレイエフ(ミッキーロケット、マリアライト、ラブリーデイ、キセキ、ワーザー、ドゥラメンテ、デニムアンドルビー)かサドラーズウェルズ(リスグラシュー、マリアライト、ワーザー)を持つ馬が多い。
梅雨時でタフな馬場になることが多く、しかも内回りコースで各馬早めに動いてロンスパ持続戦になりやすいため、サンデー系の斬れよりもヌレイエフやサドラーズウェルズのパワーを重視したいレースといえる。
今年の登録馬ではアドマイヤアルバ、キセキ、クロノジェネシス、ダンビュライト、トーセンカンビーナ、ブラストワンピース、ペルシアンナイト、モズベッロ、レッドジェニアル、ワグネリアンがヌレイエフを、メイショウテンゲン、ラッキーライラック、がサドラーズウェルズの血を持ち、サートゥルナーリアとトーセンスーリヤはヌレイエフ≒サドラーズウェルズの3/4同血クロスを持つ。(解説:望田潤)
アドマイヤアルバ近親に目立った活躍馬はいないが、牝祖ダーリアはキングジョージ連覇の女傑で、リヴリアやダハールなど4頭のG1ホースの母となった名繁殖でもある。母父バーンスタインはレイルウェイS(愛G3・芝6F)の勝ち馬で、ハーツクライ×ストームキャット系はゴーフォザサミットなどと同じ。馬のタイプもゴーフォザサミットに似るがもう少しマイル寄りで、大箱の1800〜2000がベストコースだろう。ここはさすがに相手が揃った。
距離○ スピード○ 底力○ コース○
アフリカンゴールドドバイワールドC勝ちアフリカンストーリーの半弟。母母ダニッシュは北米芝G1勝ち馬。母系に