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「先週の競馬、そして宝塚記念」 ―パパ似に…また進化を感じるラッキー―

  • 2020年06月26日(金) 12時00分

能力の高さを示したカフェファラオ


 先週のユニコーンS、カフェファラオの強さが際立つ一戦でしたね。

 3戦目となる当日のパドックでは、これまでの2戦とは違い、テンションの高さに加え、少し馬が怒っているようにも見えました。

 この怒っているというのは、良い時は闘争心として戦う意識に向かうと思うのですが、悪い意味ではレースを嫌がってしまう方向へと向いてしまうケースもあり、正直レース前は心配なところも感じていました。

 その背景には、その前の一戦での陣営のコメントが、「具合としては、あまりよくないこともあり心配をしていましたが…」と。

 どんな時でも正直に馬の具合を伝える堀厩舎。

 だからこそ私自身も堀厩舎のコメントは高く信頼。そこから紐解き、(ひょっとして勝つには勝ったけど、そういった状況で走ったことで馬がレースに対して怒り気味になってしまった可能性もあるのかな?)と感じたのです。

 しかしながらゲートもキレイに出て、道中も危なげない走り。ストライドも大きく、絶対値のスピードと能力の高さを見せつけられる内容でした。

 JDDに登録していることから、出走になれば来月が楽しみです。

 さて今週は春のGIを締めくくる一戦・宝塚記念となりますね。

 注目はサートゥルナーリア。ここにきてパパのロードカナロアがでてきた印象を受ける体付きに。

 考えてみれば、担当の滝川さんが、「何も不安がない。順調」と言いきったのは神戸新聞杯。今回はコロナにより取材できてはいませんが、走りと馬体をみる限り順調さを感じます。また当日のテンション、ケハイが大事となりますが、関西での競馬に加え無観客という点もプラス。ただ1点、ここにきてパパのロードカナロアがでてきた体型となり、背中の短さを感じるところも…。

 しかしながら重厚感溢れる雰囲気ですし、これまでの走りから2200mは大丈夫と思えます。しかも鞍上はルメール騎手ですので、この馬が苦手とする形にも、もっていかない気がし、期待をしています。

 また追いきりでの動き、いやスタイルに変化を感じたのはラッキーライラック。

 スミヨン騎手が跨って以降、担当の丸内助手はスミヨン騎手が求めたラッキーの走りを実践。それが今回に繋がっており、以前よりもバタバタ感がなく口先とオッポまでが1つの線のように繋がり、まるで空気抵抗を受けないリニアのようなスタイル。

 さらなる進化を遂げているようにさえ感じました。買い目はもう少し考えてからの結論に。

 それでは皆さん、日曜日は宝塚記念で大いに楽しみましょう。ホソジュンでしたぁ。

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登録済

愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。その後2000年にはシンガポールにて日本人女性初の海外勝利。2001年6月引退。通算成績493戦14勝。海外2勝。 現在はホース・コラボレーターとしてTV、ラジオ出演の他、文芸ポストにおいて短編小説「ストレイチャイルド」発表するなど、幅広い活躍を見せている。

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