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「馬場の状態の変化を」 ―そして今週の競馬―

  • 2020年07月03日(金) 12時00分

初の1200mでも気になる馬とは…


 先週の宝塚記念はいろんな意味で考えていたことが的中した面もあり、再認識する1戦でした。

 また競馬中継に携わった1人として、9レース直後に降った大雨によって馬場状態の変化をもう少し視聴者の皆さんに届けることができていたらなぁ…と感じるところも…。と言うのも、現場にいた皆が驚くようなほどの雨が突如降ったかと思うと数分後には止んだのです。

 しかも10レースはダートとあって、宝塚記念まで馬場の状態がどうなっているのか?は誰も分からない状況。

 現場にいた私は、返し馬をしっかりと見たいと思い、先出しのダンビュライトが馬場入りする前にパドックブースからスタンド側へと移動しました。

 結果、サートゥルナーリアはスピードが軽減される走りに、そしてラッキーライラックは千鳥足のようなフォームに…。

 その反対にクロノジェネシスはスイスイと進んでいき全く苦にしていないどころか、楽しんでいる様子でした。

 またサートゥルナーリアに関しては、このコラムでも先週に書きましたが、パパ似になってきていることで距離への壁を感じていた中で馬場が重くなると、さらに厳しい状況に。

 レース後の陣営のコメントにもありましたが、今後、どのような選択をされていくのか?気になります。

 そして終わってみれば、外を通った馬での決着。そういった点や前走時の春の天皇賞で見せたゲートなど、2着馬となったキセキの武豊騎手の騎乗振りは改めて凄さを感じる内容でした。

 さて今週のハンデ重賞CBC賞ですが、クリノガウディーをどう見るか?以前担当の方が、調教での動きと実戦が直結しやすいタイプと話されていましたが、今回の坂路での動きは下の重たさを全く感じさせないフットワーク。

 状態の良さを感じます。その一方で58キロをどう見るか?雨予報で時計のかかる馬場はプラスとしても、重くなっての斤量はより厳しさが増すことに。

 しかしながら前回初の1200mでの勝ち負けの内容には、能力の高さと距離適性の高さを感じる走り。そして鞍上は横山典弘騎手。心配しすぎなのかも…?そんな中、馬券的な妙味も考慮し、気になるのはディメンシオン。気性的な面やスタートの速さなど、初となる1200mは合いそうな気が個人的にはしています。またこの2戦2桁着順ではあるのですが、前回の競馬に1200mに戻ることがプラスと感じるレッドアンシェルにも注目しています。

 それでは皆さん、日曜日はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。

 ホソジュンでしたぁ。

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愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。その後2000年にはシンガポールにて日本人女性初の海外勝利。2001年6月引退。通算成績493戦14勝。海外2勝。 現在はホース・コラボレーターとしてTV、ラジオ出演の他、文芸ポストにおいて短編小説「ストレイチャイルド」発表するなど、幅広い活躍を見せている。

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