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【七夕賞】重い馬場の差し決着が得意な馬を狙う

  • 2020年07月07日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年は外から豪快に差し切ってミッキースワローが勝利(c)netkeiba.com、撮影:小金井邦祥


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近4年、七夕賞のトラックバイアスは以下の通り
2016年「内有利・差し有利」
2017年「差し有利」
2018年「内有利・差し有利」
2019年「外有利・差し有利」

 雨の影響をうけた重めの馬場コンディションになる年も多く、後方からの差しが届きやすい。

 近4回で3着内に好走した12頭のうち最初のコーナーを5番手以内で通過していたのは2頭のみ。一方、二桁位置取り通過馬が6頭も3着内に走っている。

 3連単が256万馬券の大波乱となった2018年も、単勝11番人気で勝ったメドウラークとマイネルサージュは道中で最後方付近を追走。この年のレース上がり3Fは38秒6。馬場の状態からも、速い脚を使うことは難しいため、タフな馬場でもばてることなく脚を使い続けられる馬が有利。

 今週の福島は週中、週末ともに不安定な天気予報。当日の降雨も考えられる。今年も例年通りに重めの馬場コンディションで似たような状況を想定する。

馬場虎太郎

前走似たような条件で好走し適性をみせたマイネルサーパス(c)netkeiba.com


 マイネルサーパスは前走で今回と同じコースの福島民報杯で1着。道中は後方に控えて、途中からは早めに仕掛けていきながら、最後まで脚を使うしぶといレース振りは近年の当レースで好走した馬とイメージが近い。

 今回想定される直線が短いコースで「稍重い〜重い」と判定する重めの馬場コンディションは得意。これまで、オープンクラスで「重い」馬場には2度出走。前走の福島民報杯1着と昨年のラジオNIKKEI賞2着。どちらも連対している。

 重い馬場の差し決着が得意な反面、鋭い末脚を使えないことが短所。直線が長いコースで「軽い〜稍軽い」馬場コンディションに出走した際の内容は悪い。オープンクラスでは5戦して3着内に好走したのが1回のみ。

 前走で似たような条件を好走。すでに適性をみせてしまったことによって、ある程度の人気になってしまいそうだが、重めの馬場コンディションになるようなら大崩れはない。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の七夕賞の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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