「父も母父も米国」は高速馬場で威力を増す

　プロキオンSはレコードが出るような高速馬場を想定。ダート戦、特に1600mよりも短い距離のレースでは「高速決着に強い米国血統」を持っていることが重要(国別の血統タイプはスマート出馬表を参照)。

　JRAのダート戦のレコードタイムを出した馬も、1200mと1400mのレコードホルダーはいずれも父も母父も米国型。さらに、ミスタープロスペクター系のゴーンウェストの血を持っていました。

　ダート1200mのレコードホルダーはビクトリーテツニー。父は米国型のゴーンウェスト。母父も米国型。

　ダート1400mのレコードホルダーはマテラスカイ。父は米国型のスパイツタウン。その父はゴーンウェスト。母父も米国型。

　また、阪神ダート1400mの現レコードホルダーのインオラリオ。そしてその前にレコードを出したケイアイガーベラ。2頭いずれも父も母父も米国型。

　そもそも、ダート競馬は「父も母父も米国」色が強い馬が有利。なかでも、ウマい馬券の馬券バイブルでも公開している「米国評価A」の血統は、毎年のようにプラス収支になるほどの圧倒的な良血。特に高速馬場になれば、そのスピードの持続性はさらに威力を増すのです。

　スマートダンディーの父は米国型でミスプロ系のエンパイアメーカー。先日のJDDを勝ったダノンファラオの父。そしてカフェファラオの父でもあるアメリカンファラオもエンパイアメーカー系。同種牡馬はファピアノの系統。JRAの芝競馬の高速決着でもスパイスとなるスピード血脈。

　そして母父も米国型のミスターグリーリー。その父はダートのレコード決着に強い血脈ゴーンウェスト。

　スマートアヴァロンの父サウスヴィグラスはダートの名種牡馬。米国型でミスプロ系。母父スキャターザゴールドも米国型のミスプロ系。スキャターザゴールドの母父もレコード決着に強い血脈のダンチヒ。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のプロキオンS予想はレース当日までにウマい馬券で公開！