19年はHペースの前崩れになったが、15〜18年は4角先頭の馬[0-2-2-0]、4角2番手の馬[3-2-0-0](17年は4角2番手が2頭いて1、2着)。先行有利、行った行ったが多いレースだ。過去3年において馬券に絡んだ延べ7頭のうち、モズアトラクション以外の6頭はロベルトの血を引いている。また連対した延べ5頭はいずれもミスタープロスペクターの血を引いている。ロベルトとミスプロを併せ持つ馬がまず狙いということになるが、ここで取り上げた5頭はいずれもロベルトの血を引かない。(解説:望田潤)
エアスピネルエアウィンザーの全兄で、エアシェイディの甥で、母エアメサイアは秋華賞馬。エアシャカールも近親で、ボールドルーラー的な機動力をよく伝える牝系だ。母母父ノーザンテーストの影響も強いマイラーっぽい体型で、キングマンボのパワーの血を増幅した配合でもあり、プロキオンSではダートの脚捌きも上々。以前から中山記念型と書いているが、小回り1700はピッタリだから好位から捲れそうだ。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
バスカヴィルレッドルーファスのイトコで、英1000ギニーのスリーピータイム、サセックスSのアリロイヤル、オイロパ賞のタイパンなどの甥。父バーナーディニはプリークネスSとトラヴァースSの勝ち馬でサトノプリンシパルやレガーロなどの父。母父ディストーテッドヒューマーはモーニンやスマイルカナの母父でもある。いかにもエーピーインディ系らしい大箱向きのストライドで走る馬で、今回は小回りコースが課題か。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
タイムフライヤー母父ブライアンズタイムはロベルト系の名種牡馬で、母の全兄タイムパラドックスはダートの大レースを勝ちまくった。この母父の影響も強い走法で、