毎年GI馬が数頭出てくる夏の大一番。最近はブラストワンピース(3人気1着)、サクラアンプルール(6人気1着)、ナリタハリケーン(12人気2着)、ヒットザターゲット(8人気2着)、モズカッチャン(4人気3着)と、キングカメハメハの血を引く馬が差して穴をあけている。ヤマカツエースやエアスピネルのように先行したときはむしろ人気を裏切っており、差しに回れる人気薄のほうが狙い目か。なお取り上げた5頭でキングカメハメハの血を引くのはカウディーリョだけ。(解説:望田潤)
アドマイヤジャスタアドマイヤラクティやサトノジュピターの3/4弟で、母アドマイヤテレサはJRA5勝。母母ヒードはニジャナS(米G3・芝8.5F)勝ち。ジャスタウェイ×エリシオだから晩成の中長距離血統で、古馬になって突然の復活を告げる函館記念でのブービー人気激走だった。その函館記念の自身の上がり3Fが36.4で、ホープフルS2着が35.6だから、ここも上がりがかかりスタミナが活きる流れになってほしい。
距離〇 スピード〇 底力◎ コース〇
カウディーリョ