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「様々な出来事に」 ―先週の競馬、そして札幌記念―

  • 2020年08月21日(金) 12時00分

「あのスミヨン騎手の騎乗が大きかった」


 猛暑続き。

 地域や場所によっては自分の体温を超えるところも…本当に気をつけないといけないですね…。

 この状況では、無理をしすぎないことも大事なこと。

 (少し自分に甘いかな?)と思えても、多少のダラダラはOKにしましょう。

 話は変わり、コロナの状況により私は現在、厩舎への立ち入りは控えています。

 そんな中、飛び込んできた先週の火災のニュース…。5頭が亡くなり、また現場にいた関係者の方々からの話は想像を絶する状況。

 胸が痛くなりました。まだきちんとした原因がわからないようですが、実は今週の真夜中2時過ぎに私のマンションでも火災報知器が鳴り大変な状況に。

 結果、誤作動ということだったのですが、この暑さともなると1厩舎、1家族での電気の使用量も多大に…。厩舎も当初はクーラーとの話もでていましたが、今年は辛くなる出来事が多すぎますね…。しかも翌日は息子の通う小学校に爆破予告があったとのことで休校となっていた深夜のこと。世の中のコロナ、そして今回のこと、本当に恐ろしいこと続きに心が凹みます。

 話を先週の競馬にしましょう。

 関屋記念、勝利をしたサトノアーサーですが、ゲートの遅れ後、戸崎騎手が焦らず前半はリズムを保った点と、最後もギリギリまで追い出しをはかり距離ロスなく運んだ判断と手綱捌きが馬とマッチしたように思えました。戸崎騎手にとってはケガからの復帰後の重賞制覇。私自身も嬉しく思えました。

 また小倉記念も騎手9年目の長岡騎手が初重賞制覇に。

 調教の際も、自分のお手馬に関係なく、1頭1頭フォームを考えながら丁寧に騎乗している長岡騎手。それだけに良かったなぁと思いましたし、このアールスターに関しては、上のクラスでレースが流れた方が向くと思われ注目も。また本命にあげたアウトライアーズが3着に入り、珍しく中身とリンクする的中馬券となり気持ち的に救われました。

 さぁ今週は札幌記念となります。

 注目は何と言ってもラッキーライラックでしょう。宝塚記念に関しては、重馬場で返し馬の時点で馬場を捉えていない状況でした。

 今回ですが、丸内助手は、「札幌についてからも落ち着いているし、何よりも角馬場もあるから調整もしやすい」とのこと。初海外遠征時の香港で、体重が減った中での調整に比べると、非常に仕上げやすい様子。

 逆を言えば、あの経験がラッキーライラックを強くしたようで、「あの状態の中、レースにおいて最後までラッキーを諦めさせないように促したスミヨン。あのスミヨン騎手の騎乗が大きかった」と丸内助手。

 この前のディアドラの時のマーフィー騎手もそうですが、馬の心と対話をし、GOとするかOFFとするか、そのあたりの判断がヨーロッパの方々は巧みだと感じます。

 馬自身、初めての札幌となりますが、コース適性はあると思えますし、ここは期待です。

 馬券の買い目は、調教の良かった馬と絡めようと考えています。

 それでは皆さん、週末はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。

 ホソジュンでしたぁ。

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愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。その後2000年にはシンガポールにて日本人女性初の海外勝利。2001年6月引退。通算成績493戦14勝。海外2勝。 現在はホース・コラボレーターとしてTV、ラジオ出演の他、文芸ポストにおいて短編小説「ストレイチャイルド」発表するなど、幅広い活躍を見せている。

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