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【札幌記念予想】札幌記念は末脚のスピード勝負。主流血統+米国のスピードが強化された血統馬が走る

  • 2020年08月21日(金) 19時00分
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近走の上がり時計に注目


 札幌記念は芝中長距離GIに実績がある上位種牡馬。加えて、母系(母父)は米国型かミスタープロスペクター系の米国指向のスピードを強化された配合馬が走りやすいレース(出走馬の系統はスマート出馬表を参照)。

 2019年1着のブラストワンピースは父がハービンジャー。母父がミスプロ系(大系統)のキングカメハメハ。母も祖母も芝1400m以下で実績を残したスピード馬。2着のサングレーザーは父がディープインパクト。母父が米国型ノーザンダンサー系。

 2018年はディープインパクトの1、2着。1着サングレーザー、2着マカヒキはどちらも母父が米国型のノーザンダンサー系。13番人気4着だったサウンズオブアースも父がサンデー系(大系統)で母父が米国型ノーザンダンサー系。

 2017年は父ミスプロ系のキングカメハメハ産駒が1〜3着を独占。

 主流血統+米国型orミスプロ系の配合馬が走りやすいのは、末脚のスピードが重要なため。札幌コースは平坦でコーナーで加速しやすいコースのため末脚のスピードが乗りやすいのです。

 近2走で上がり1位以内か前走上がり2位以内だった馬は過去5年で複勝率33%、複勝回収率133%。

 2015年にディサイファが5番人気1着、ヒットザターゲットが8番人気2着、ダービーフィズが3着。
 2017年にナリタハリケーンが12番人気2着、ヤマカツエースが3着。
 2018年にサングレーザーが1着、モズカッチャンが3着。
 2019年にフィエールマンが3着。

 ノームコアは父がハービンジャー。昨年の勝ち馬ブラストワンピースと同じ。母父が米国型のクロフネ。妹に宝塚記念勝ち馬のクロノジェネシス。牝馬であっても、牡馬相手に格負けしない血統。ダンチヒも母父クロフネも牝馬の活躍馬を出しやすいフィリーサイヤー。近2走もGIレースで連続してメンバー中2位の上がり。末脚のスピードに優れた馬。

 ラッキーライラックは父が三冠馬のオルフェーヴル。母ライラックスアンドレースはアメリカ産馬でアメリカのG1勝ち馬。母父は米国型のフラワーアレイ。母母父も米国型。2走前は札幌記念と同距離のGI大阪杯をメンバー中2位の末脚を繰り出して優勝。主流血統+米国牝馬の配合で末脚のスピードにも長けた馬。能力を発揮できる可能性は高いです。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の札幌記念予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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