2歳夏の芝1200の重賞だが、ここ3年はファンタジスト(後に京王杯2歳S勝ち)、アサクサゲンキ(ファルコンS2着)、レーヌミノル(桜花賞)と、後々マイラーとして完成するような馬もよく勝っており、マイラーとしての将来性も重視すべきか。昨年はストームキャットの血を引く馬が2着3着で、一昨年はロードカナロア産駒が1着3着。他にもアサクサゲンキやダイイチターミナルなどストームキャットの血は毎年馬券に絡むし穴にもなっている。取り上げた3頭ではフリードがストームキャットの直系だ。(解説:望田潤)
セレッソフレイムボストンエンペラーやイサミペガサスの姪で、母ボストンサクラはJRA3勝。母母イサミサクラは函館スプリントS3着などオープンで活躍したスプリンター。父パイロはデルマルーヴル、ケンシンコウ、シゲルカガなどの父。母方の影響が強いスプリンター体型で、フェニックス賞では差しに回って好走したのは収穫だった。母父ダイワメジャーの影響も感じさせる脚捌きで、馬場が渋ったほうが狙い目がありそう。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○
フリードロベールパパン賞(仏G2・芝1100m)勝ちオーシャンリッジの姪で