期待の優等生・セウラサーリを最後の一冠へと導く(C)netkeiba.com
迫力のある馬体でマイルCSを制覇したサダムパテック、雨のヴィクトリアマイルを力強く伸びて制したジュールポレール。半兄、半姉にGI馬を持つセウラサーリが秋華賞出走を目指し、ローズSに挑みます。
これまで兄姉を管理してきた西園正都調教師や、跨り続けてきた厩舎スタッフは「サダムパテックに似ている」と期待を寄せます。さらに続く、ある「オルフェーヴル産駒らしくない」点もポイントのようです。一体、どんな馬なのでしょうか。
(取材・構成:大恵陽子)
※お忙しい中、電話取材にご協力いただき、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。
滅多に高評価をしないのに…厩舎スタッフが放ったひと言
――厩舎ゆかりの血統のセウラサーリ。兄姉に活躍馬が名を連ねる血統表を見るだけで、期待が高まりそうです。
西園正都調教師(以下、西園師) 血の繋がりもありますし、やっぱり最初から期待していました。
――サダムパテック、ジュールポレール、セウラサーリとみんなお父さんが違いますが、似ているところ・似ていないところはありますか?