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【京成杯AH予想】中距離指向のタフな馬場も苦にしない血統を狙う

  • 2020年09月11日(金) 19時00分
その日の注目レースと狙い馬を網羅した亀谷敬正の「血統ビーム激走メモ」を発売!
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中距離差し競馬ならディープがトップ種牡馬


 京成杯AHは現在の路盤で行われるようになった2015年以降、馬券圏内に入った馬を最も多く出しているのはディープインパクト産駒の6頭。2015年以降、5年連続で3着以内馬を出しています。

 ディープインパクトは中距離差し競馬のトップ種牡馬。京成杯AHでディープ産駒が特に走りやすいのは中距離指向が強いから。

 今年は雨が降る可能性も高いですが、中距離指向の血統。特に差しを活かす血統、タフな馬場も苦にしない血統が走りやすいと予想します。

 アンドラステの父はオルフェーヴル。ディープインパクトと同じ三冠馬。中距離の根幹距離での強さが要求されるレースは得意。母父がロベルト系のダイナフォーマー。母母父がドイツ血統のモンズン。いずれも小回りのタフな流れは好む血統。雨が降る馬場も相対的に有利。

 シゲルピンクダイヤは芝2000mGIの秋華賞で3着。父ダイワメジャーの産駒は母が欧州中距離血統の場合、中距離でタメを利かす馬が走りやすいレースが得意。母父は当レースで相性の良いノーザンダンサー系のハイシャパラル。G1を10勝したソーユーシンク。シドニー3歳三冠馬イッツアダンディールを出したオーストラリアの名種牡馬。

 当レースはダンチヒ系をはじめとするオーストラリア血統が走りやすいレースですから、オーストラリアの名種牡馬を母父に持つのも当レースに向いています。

 スマイルカナは父ディープインパクト。前走も勝利した好調馬。近親にエイシンヒカリ。香港カップとフランスのイスパーン賞も逃げ切った馬。イスパーン賞は1800mでタフな洋芝で行われましたが、10馬身差の圧勝。タフな馬場も歓迎の一族。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の京成杯AH予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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