スマートフォン版へ

【ユーザー質問】「僕たちもけっこう困っています」騎手泣かせの“遊ぶ馬”…対処法は?

  • 2020年10月13日(火) 18時02分
「Road to No.1」

▲騎手泣かせの“遊ぶ馬”ミルコ騎手はどう対応している? (C)netkeiba.com


今週はファンの方からいただいた質問にお答えします。「直線で抜け出すと遊ぶ馬」について、開口一番「ホントに難しい」とミルコ騎手。「ソラを使う馬」も「前の馬を抜かさない馬」も、どちらも遊んでいるのだと言います。レースでのギリギリの攻防で、騎手たちが取っている対処法とは?

(取材・文=森カオル)

Q「お父様のことを書かれたコラムを読みました。どれほどつらいだろうと考えると、察するに余りあります。それでも頑張っている姿を見て、プロの強さを感じました。ミルコ騎手、これからもずっと応援しています。さて質問なのですが、直線で抜け出すと遊ぶという馬がいますが、そうさせないために騎手がしていることはどんなことでしょうか?」(ほしひかるさん)


ミルコ 優しいメッセージ、ありがとう。遊ぶ馬は……ホントに難しいね。僕たちもけっこう困っています(苦笑)。

──遊ぶ=ソラを使う、ということですよね?

ミルコ そうそう、「ソラを使う」。早めに先頭に立つとソラを使う馬の場合、そこからもう一回伸びることはない。一度ソラを使ったら、気持ちも途切れてしまうから。すごく難しいですね。一番いいのは、「絶対に最後まで連れて行ってくれる馬」の後ろにつけることだけど……。

──途中でバテたりしない、つまり力のある馬の後ろにつけるということですね。

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

質問募集
Road to No.1 世界一になる / ミルコ・デムーロ
このコラムでは、コラムニストに解説してほしいテーマを募集しています。
競馬で気になっている話題を、下記フォームからお寄せください。
質問フォームへ

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング