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【秋華賞予想】秋華賞は重い馬場で力を出せなかった馬の巻き返しを狙う!

  • 2020年10月13日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年優勝したクロノジェネシスはのちに宝塚記念を優勝


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 今年はこの後に改修工事が控えているため、8日間の1開催のみのイレギュラー開催。例年の傾向を参考にできない馬場状況。開幕週だった先週の京都芝は週中、金曜から土曜にかけての雨量も非常に多かった。にも拘らず、日曜の後半、古馬の上級馬にとっては「標準」的な馬場コンディションまで回復していた。

 今の京都芝は路盤の状態、水捌けも良好で、走りやすい。標準的な馬場コンディションだった日曜は、馬場の影響によるトラックバイアスはみられず、全馬が実力を発揮できる公平な馬場状況。GI勝利実績馬が順当に走る馬場。と予想。公開した予想ではグローリーヴェイズを◎、キセキを○に評価して的中することができた。

 今週は先週に比べると良好な天気予報。降雨があったとしても雨量としては少なそう。軽めの馬場コンディションになる可能性も十分。先週の日曜とは似たような馬場状況。つまり「極端なトラックバイアスは発生しない公平な馬場」が予想される。

 このような馬場状況の場合、“今回のトラックバイアスでどの馬が恵まれるのか”よりも“今回までのトラックバイアスで力を出せていないのはどの馬か”を重視する。近走で力を出しきれなかった馬。中でも軽い馬場で実力を発揮する馬を狙いたい。

馬場虎太郎

前走紫苑S2着のパラスアテナ(ユーザー提供:chocotanさん)


 パラスアテナの前走紫苑ステークスはトラックバイアス「前有利」当日は「重い」馬場コンディション。差し馬。特に軽い馬場が得意な馬には厳しい馬場。

 パラスアテナは10番人気で2着だったが、決して恵まれたわけではない。大外枠から外めを追走する形からダラダラと脚を使わされたことで本来のパフォーマンスを発揮できなかった。

 2走前のラジオNIKKEI賞はトラックバイアス「内有利・前有利」。内を通った馬と先行が恵まれたレース。外枠から差す形で脚を余した。

 近2走はトラックバイアスに恵まれなかったことに加え「重い」馬場コンディションも向いていなかった可能性は高い。

 芝を走った4戦のうち、未勝利戦と近2走が馬場コンディション「稍重い」馬場。3走前は「稍軽い」馬場コンディションのなか、余力残しで完勝している。

 軽い芝では底をみせておらず、高い素質を秘めている馬。近走は重い馬場とトラックバイアスで力を発揮できなかったならば、今回は過去最高のパフォーマンス発揮も見込める。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の秋華賞の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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