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【アルゼンチン共和国杯・ファンタジーS予想】アルゼンチン共和国杯もファンタジーSも名牝系と種牡馬とレースの巴の相性に注目

  • 2020年11月06日(金) 19時00分
今週末はアルゼンチン共和国杯!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

「名血なのに人気がない馬」を買うチャンスは日々訪れる


 天皇賞秋はアーモンドアイがJRAの芝GI勝利の新記録を達成。同馬は牝系にSex Appeal。そして翌々日の交流JpnI、JBCスプリントもアーモンドアイと同じSex Appeal牝系のサブノジュニアが優勝。

 アーモンドアイがSex Appeal牝系をベースにサンデーサイレンス、ロードカナロアとJRAの芝の名血を重ねたのに対し、サブノジュニアはSex Appeal牝系をベースに大井の名種牡馬、カコイーシーズ、サウスヴィグラスを重ねた配合。大井の砂1200mであれば、アーモンドアイ以上の名血と言っても過言ではないのです。もちろん、この事はレース前に指摘。サブノジュニアを本命に推奨しました。

 結果を出した馬が名馬であり、名馬を出した血統こそが良血。そしてサブノジュニアのように「名血なのに人気がない馬」を買うチャンスは日々訪れます。過去の血統を学べば、結果的に名血になるであろう馬をそれなりに予想できるのも競馬の魅力。血統も通じて競馬と向き合いたいものです。

 アルゼンチン共和国杯に出走予定で注目の牝系はサンレイポケットのアドマイヤラピス牝系。

 同繁殖牝馬は現役時代に2400m以上のレースを4勝。芝3600m重賞ステイヤーズSでも連対。同馬の血を継ぐアドマイヤデウスも芝2500mの重賞を優勝。先週の天皇賞秋も末脚に優れたステイヤー、フィエールマンがアーモンドアイに肉薄したように、今の東京芝はスタミナ指向の末脚型に有利な馬場。アドマイヤラピス牝系に向く馬場。

 サンレイポケットは父トニービン系であることも。アルゼンチン共和国杯、そしてアドマイヤラピス牝系では注目。トニービン系はアルゼンチン共和国杯にもアドマイヤラピスとの配合とも相性が良いからです。

 アルゼンチン共和国杯はトニービン系に相性の良いレース。去年もルーラーシップ産駒が1着、ハーツクライ産駒が2着。どちらの種牡馬も母父はトニービン。2016年の同レースもトニービンを持つ馬が1、2着。さらにアドマイヤラピス牝系はトニービンを持つ種牡馬で出世馬を続々と出しています。

 前出のアドマイヤデウスの父アドマイヤドンもトニービンを持つ馬。金杯を優勝したアドマイヤフジも父の母父がトニービン。サンレイポケットもアドマイヤラピス牝系。出世馬を出す牝系、配合でキャリアもまだ15戦。さらなる上昇も期待できます。

 Sex Appeal牝系同様、先週話題にしなければならないのは、シラユキヒメ一族。先週は同牝系のソダシがアルテミスSを優勝。シラユキヒメは白毛のサンデーサイレンス牝馬。自身は未勝利馬だったにも拘らず、金子オーナーが自身の名種牡馬を配合し続けて一流牝系に育て上げたのは、ただただ感服するばかり。今週も同一族のメイケイエールがファンタジーSに出走します。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のアルゼンチン共和国杯予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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