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【ベストパートナー】ルヴァンスレーヴ編 レオナルド・ダ・ヴィンチが考えたパーフェクトな馬!

  • 2020年11月10日(火) 18時02分
「Road to No.1」

▲惜しまれつつ引退となったルヴァンスレーヴの思い出を語る (C)netkeiba.com


過去に騎乗した名馬を振り返る『ベストパートナー』。今回、思い出を語ってくれたのは、「今までに乗ったダート馬のなかで一番!」というルヴァンスレーヴです。

2歳時からダート界を席巻し、全日本2歳優駿、ジャパンダートダービー、南部杯、チャンピオンズCを次々と勝利。さらなる飛躍が期待される中、脚部不安により2019年は全休。2020年のかしわ記念で復帰するも、8月27日付で引退となりました。生涯10戦7勝。勝ったレースすべてに騎乗したミルコ騎手が、「ヤバい強さ」を証言します。

(取材・文=森カオル)

舌で合図を送っただけフィニッシュ!


──今月振り返っていただく『ベストパートナー』は、今年8月に引退したルヴァンスレーヴです。以前から「今までに乗ったダート馬のなかで一番!」とおっしゃっていましたよね。

ミルコ うん、間違いなく一番! ホントに素晴らしい馬でしたね。2戦目で持ったままでタイムレコードが出たときは、本当にびっくりしました(東京ダ1600m/プラタナス賞/1分36秒2/2歳コースレコード)。

 どこまで強くなるんだろう…とワクワクしたし、この馬で絶対にアメリカに行きたい! と思った。

──その強さを『この馬、ヤバい!』と表現されていました。改めて、どんなところがヤバかった?

ミルコ まずは走り方がすごかったです。芝の重賞を走る馬くらいのスピードを感じました。ただ、脚を高く上げて走るタイプだったから、実際に芝を使ったら、時計が追いつかなかったと思うけど。

 あとはものすごく賢い馬で、スタートしてちょっとゴチャゴチャしたとき、自分から安全なところに脚を入れてました。ほかの馬とぶつからないように、自分で進路を選んでいた。

──そんな馬がいるなんてビックリです。

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Road to No.1 世界一になる / ミルコ・デムーロ
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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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