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【ジャパンカップ】三冠トレーナー緊急zoom対談『アーモンドアイの参戦に“ホースマンとして敬意”』/第1回

  • 2020年11月23日(月) 18時05分

15年ぶりの無敗の三冠馬となったコントレイル、史上初の無敗の牝馬三冠馬・デアリングタクト、そして2年前の牝馬三冠馬で芝GI最多勝の8勝を挙げたアーモンドアイが出走を表明しているジャパンC。近年稀にみる超豪華メンバーで、一般メディアでも取り上げられるなど、大きな注目を集めています。

そこで! netkeibaでは矢作芳人調教師(コントレイル・栗東)、杉山晴紀調教師(デアリングタクト・栗東)、国枝栄調教師(アーモンドアイ・美浦)にzoom越しにお集まりいただき、緊急対談を実施。すると、秋を迎える前からジャパンC参戦の構想があったという陣営もいたことが判明。さらに話は指揮官たちが興奮した往年の名勝負へと広がります。

(聞き手:大恵陽子)

※この取材は11月17日に実施しました。
※3日連続掲載の全3回。動画とテキストの両方で公開いたします。

三冠馬の集結「秘かに、そうなればいいなと」


――『ジャパンC 三冠トレーナー緊急zoom対談』と題して、本日はお集まりいただきありがとうございます。騎手同士の対談は見たことがありますが、調教師同士の対談って、みなさんはされたことありますか?

矢作調教師(以下、矢作師) 僕はないですね。

杉山調教師(以下、杉山師) ないです。

国枝調教師(以下、国枝師) わたくしもないですね、初めてです。

――杉山調教師はこのオファー受けた時に国枝調教師と矢作調教師の名前を聞いて恐縮されていたそうですね。

杉山師 その通りです。いやもう、日本を代表するトップトレーナーですので、私がここに座っていいのか、未だに「どうなんだろう?」っていう気持ちです。

――国枝調教師と矢作調教師は東西で離れていますが、お互いにどんな存在ですか?

国枝師 矢作調教師はすごく革新的っていうかね、トレセンの中でのライフスタイルが長くなると画一的になるけど、いろんなことに対するトライをされていて、しかも成績を収められているのですごいなと思っています。

矢作師 大変恐縮で、言葉がないですね。国枝調教師は優しい良い先輩で、私は国枝先生みたいに年を取りたいなと思います。

――矢作調教師に伺いたいのですが、ぶっちゃけコントレイルはいつからジャパンC参戦を構想してらっしゃいましたか?

矢作師 日本ダービーの後に三冠を目指す中で、「もしも三冠を達成できたらジャパンC」ということは考えていました。ローテーション的には有馬記念なんでしょうけど、コントレイルの適性を考えた時に中山2500mより東京2400mを使いたいって気持ちが強かったです。

――ここまで豪華メンバーになると想像はされていましたか?

矢作師 秘かに思っていましたよ。そうなればいいなと思っていました。

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