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雌伏の6年間を経てファン待望の最新作リリース! 制作陣が『ダービースタリオン』へ込めた想い(前編)

  • 2020年12月15日(火) 18時03分
ダビスタ

ダビスタといえば、やはりこのパッケージ。イラストのタッチも初期の頃からほとんど変わっていないそうだ(画像提供:ゲームアディクト)


大人気競走馬育成シミュレーションゲーム『ダービースタリオン』。ダビスタの通称で親しまれる名作で、競馬ファンにも「このゲームで競馬にハマった!」という人は少なくないはずだ。そんな名作シリーズの6年ぶり新作がNintendo Switchで新登場。今回はその魅力、面白さ、そして競馬やゲームへの思い入れについて制作陣に話をうかがった。(取材・文・構成=緒方きしん)

プレッシャーも大きかった今回の制作だが、SNSでの反響に手応えも


──6年ぶりに「ダビスタ」新作が発売。競馬ファンも非常に盛り上がっています!

株式会社ゲームアディクト 取締役 久保武史さん(以下、久保) ありがとうございます! 今年の8月末からプロモーションを開始したのですが、反響が凄かったです。多くの方に待ち望まれていた作品なのだと改めて痛感しました。ファンの期待値・熱量が高いシリーズではありますが、開発を担当してくださったランド・ホーの皆さんとともに、長く遊んでいただける作品に仕上げられたと自負しています。

株式会社ランド・ホー ディレクター 佐藤大輔さん(以下、佐藤) 企画の段階で目標販売本数などは決めていたのですが、プロモーションが始まってからの反響を見て、「これはもしかして自分たちを過小評価していたのかもしれないぞ」となりました。任天堂の方なども出入りするようになってからは、いよいよ大プロジェクトだな、と(笑)。

株式会社ランド・ホー プランナー 中村篤彦さん(以下、中村) SNSなどでは「ダビスタのためにSwitchを買うぞ!」という声も聞こえてきて、本当にうれしいです。我々くらいの世代だと確かにそういう人も多いでしょうね。私も自分の家でダビスタをやるためにSwitchを買いました! 自分は手元にパッケージ版が欲しいタイプなので当然パッケージ版が売れるものだと思っていましたが、フタをあけてみるとダウンロード版の売り上げが好調みたいです。

株式会社ランド・ホー シニアマネージャー 渡部貴行さん(以下、渡部) 今の時代、良くも悪くもユーザーの声がダイレクトに聞こえてくるので、

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