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【京成杯予想】差し、追い込みが決まりやすい京成杯と今の馬場

  • 2021年01月12日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年はクリスタルブラックが勝利をあげた(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


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 中山芝は年明けからCコースに替わった。芝2000m(新馬戦を除く)はここまで5レース。最初のコーナーを4番手以内で通過した馬が未勝利。対して、二桁位置取り通過馬が2勝。

 3歳の1勝クラスで行われた1月5日の6Rでは、最初のコーナーを最後方で通過した馬が1着。2番手で通過した1番人気が8着、4番手で通過した2番人気が6着。先行した上位人気馬が凡走し、後方待機の人気薄が恵まれた。

 開催は進んだが、馬場のコンディションは悪化したわけではなく、年末に比べるとむしろ走りやすい状態。直線で末脚を使いやすい馬場のため、差しが決まりやすい。

 今年の馬場が差し優勢に加え、週末の重賞京成杯は例年差しが決まりやすい。2017年以降の京成杯で14頭立て以上で行われたのは2017年と2018年。いずれも3着内に好走した6頭のうち5頭が最初のコーナーを二桁位置取りで通過。後方待機が上位を占めた。末脚がしっかりしたタイプ。なかでも、近走は力を出し切れていない馬の巻き返しを狙いたい。

 プラチナトレジャーの前走東京スポーツ杯2歳ステークスはトラックバイアス「 ・前有利」(「コース取り・位置取り」、偏りがない場合は空白)と判定。スローペースでインコースを避けた馬が多いため、前残りになったレース。後方から伸びていたものの、脚を余した。

馬場虎太郎

トラックバイアスや戦績からプラチナトレジャーが適正か(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


 同馬は上がりがかかるレースが得意。勝ち上がった2走前の未勝利戦は大雨の影響によって上がりがかかったレースを差しきり。速い上がりを出したデビュー戦と東スポ杯ではどちらも4着だった。中山に替わること、距離が伸びることによって、前走に比べて上がりがかかるレース、スタミナを要求される。トラックバイアスに恵まれるだけではなく、得意馬場で能力をさらに発揮するだろう。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の京成杯の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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