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【新春SP!兄弟対談】「“康太のほうがセンスある”周囲の言葉に…兄としてのホンネ」/藤岡康太騎手 第2回

  • 2021年01月13日(水) 18時02分
with 佑

▲何かと比較されがちなふたり…そのホンネを語ります (撮影:桂伸也)


藤岡康太騎手をゲストにお招きしての兄弟対談。前回はリアルな兄弟関係に迫りましたが、今回は騎手同士としての関係を深堀します。佑介騎手がデビューした3年後に、康太騎手がデビュー。「康太のほうが乗り役としてセンスがある」、そんな言葉を言われ続けたと言います。さらにGI制覇も康太騎手が先に果たし…。今だから明かせる、兄としての心境とは?

(取材・構成=不破由妃子)

「今に見とけよ、という思いがありました」


──これまでに何度か、「素直に康太を応援できない時期もあった」という佑介さんの正直な気持ちを聞いたことがあります。やはり兄弟ならではの競争心というか、複雑な思いがあるのだろうなと思って聞いていたのですが、康太さんにもそういう時期はありましたか?

康太 どうしても比較されることが多いので、「兄貴より勝ちたいな」と思うことはあります。

──比較されるなかで、素直に応援できなかったり、嫉妬心のようなものが芽生えたことは?

康太 いや、それはないですね。僕のなかでは「お兄ちゃん」というより、「年齢が近い仲のいい先輩」という感覚のほうが強いので。

佑介 比較されるという意味では、俺は「康太のほうが乗り役としてセンスがある」みたいなことを言われ続けてきた。

──確かに、康太さんがデビューした頃から、そういう声がありましたね。

佑介 はい。僕がどうこうというより、康太のことを評価してくれる調教師さんがすごく多くて、「お前、負けるなよ。康太が出てきたらめちゃくちゃ勝つぞ」とかよく言われて。

 康太は子供の頃から運動神経がよかったし、物怖じしない性格もジョッキーに向いていると思っていたので、そう言われることはある程度覚悟はしていました。ただ、あまりにも言われたから(苦笑)。「今に見とけよ」という思いがありましたね。

──そんななかで、康太さんのほうが先にGIを勝って(2009年・NHKマイルC・ジョーカプチーノ)。

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▲2009年のNHKマイルCをジョーカプチーノで制覇 (撮影:下野雄規)


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▲デビューから3年目でのGI勝利となった (撮影:下野雄規)

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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。

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1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。

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