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【新春SP!兄弟対談】「一年の明確な目標は持つべきか否か―それぞれの主張」/藤岡康太騎手 第4回

  • 2021年01月27日(水) 18時02分
with 佑

▲兄弟対談最終回、最後のテーマは「2020年の総括と2021年の展望」 (撮影:桂伸也)


藤岡康太騎手をお招きしての兄弟対談も今回が最終回。最後のテーマは「2020年の総括と2021年の展望」です。「去年は苦しかった」という康太騎手とは対照的に、キャリアハイをマークした佑介騎手。今それぞれが思っていること感じてることを吐き出し、さらには「明確な目標は持つべきなのかどうか」について持論を展開。兄弟ならではの本音トークは、最後まで目が離せません!

(取材・構成=不破由妃子)

兄の助言を踏まえて見つけ出した目標は…!?


──さて、最終回では、2020年の総括、そして2021年の展望を。

康太 2020年は全然ダメでしたね。毎年言っているような気もしますが(苦笑)。

佑介 去年の康太は、勝てへん時期が長かったよな。毎年、ちょこちょことそういう時期があるけど、去年はとくに長かったような気がする。春先もそうやったし、夏も苦しんでいたし。

康太 秋になって、ちょっとよくなってきたかな…と思ったら、11月の2週目から丸々1カ月勝てなかった(12月は6勝)。さっきも言ったけど、メンタルなのか、乗り方なのか、何かが間違っているということ。それを見つけて、とにかくコンスタントに勝ち星を挙げられるようになりたい。

──佑介さんは、年間68勝で全国リーディング11位。キャリアハイの順位でしたね。

康太 68勝か。上半期のペースが強烈だったから、もっと勝っているのかと思ってた。

佑介 5月までに40勝くらいしていたからね。いかに下半期が勝てへんかったかということ。それまでの秋のように外国人ジョッキーが乗りにきていなかったことを思えば、後半戦は相当物足りない。

──でも、「勝ち星を増やして、常にリーディングの上位に名前を連ねる」という計画は、見事に実行されましたよね。それは本当にすごいなと思って。

佑介 実行はしましたが、そもそも「GIの騎乗依頼をたくさんもらうこと」が目的でしたから、それは叶いませんでしたけどね。ただ、リーディング上位にいることの効果は多々感じました。今まで乗れなかった馬主さんの馬に乗れたりとか、けっこうあったので。だから、物足りなさを感じる一方で、手応えもありました。

 秋以降、「なんか元気ないな」とか「最近勝てへんな」とかよく言われたんですけど、それほど成績が悪くないのにそう言われるということは、自分が目指しているところにちょっと近づいてきているのかなって。

康太 どういうこと!?

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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。

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1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。

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