19年は母父クロフネのクロノジェネシスと父クロフネのビーチサンバでワンツー。他にも18年フィニフティ(5人気2着)、17年アドマイヤミヤビ(1人気1着)とアエロリット(5人気2着)、16年ロッテンマイヤー(6人気3着)と、クロフネを父や母父に持つ馬の活躍が目立つ。昨年はクロフネの血を引く馬は絡まなかったが、勝ったミヤマザクラの母ミスパスカリはクロフネの妹。この7頭はサンデーサイレンスの血を引く点も共通する。ただここで取り上げた5頭にクロフネの血を引く馬はいない。(解説:望田潤)
アカイトリノムスメ ジナンボー、モクレレ、ラインベックの全妹で、母アパパネは牝馬三冠とヴィクトリアマイルに勝った。ディープインパクト×キングカメハメハの最近の活躍牝馬にはインターミッションなどがいる。本馬は牝のせいか、全兄たちと比較しても母アパパネに似ており、母譲りの無駄のないトムフール走法にディープの斬れ味も加わったイメージで、大箱1600〜1800でシャープに斬れる。赤松賞は着差以上に強い勝ち方。東京芝マイルで3連勝なるか。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
イズンシーラブリー トーセンブレスやブルーミングスカイの全妹で、