クラシックの登竜門としておなじみの東京芝1800戦。19年ダノンキングリー(2着に1馬身1/4)、17年スワーヴリチャード(2馬身1/2)、16年ディーマジェスティ(1馬身1/4)と、ここで完勝ならクラシック勝ち負けのメドが立つ。母系にストームキャットの血を引くディープ産駒は4頭出走して[2-0-1-1]。良ならダノンキングリー1着、リアルスティール1着、サトノアラジン3着と全て馬券に絡んでいる。いっぽう馬場が渋った20年と16年は、ダーリントンホール(父ニューアプローチ)にディーマジェスティ(母母父サドラーズウェルズ)とサドラーズウェルズの血を引く馬が勝っている。(解説:望田潤)
ヴィクティファルス 母ヴィルジニアはATCザメトロポリタン(豪G1・芝2400m)勝ちセヴィルの全妹でJRA3勝。母母シルヴァースカヤはロワイヨモン賞(仏G3・芝2400m)勝ち。本馬はシルバーステート、ヘンリーバローズ、シルヴェリオの甥で、シルヴェリオとは父と母母が共通する3/4同血の間柄になる。ハーツ産駒だが体高が低くて俊敏パワーピッチで走った母の面影が強く、先々はロベルト的ステイヤーに完成しそうなイメージも。東京1800だとスローのほうが現状狙いが立つ。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
エフフォーリア ゴーステディやトールハンマーの甥で、