2月の小倉開催で行われてきた伝統のハンデ戦。昨年はディープインパクト産駒が1〜3着を独占した。17年の勝ち馬マルターズアポジー(4人気)はロベルト5×4をもっていたが、20年2着ドゥオーモ(10人気)の母はロベルト3×4で、19年3着サイモンラムセス(14人気)の母もロベルト3×3なのである。血統表中にロベルトのクロスをもつ馬の大駆けには注意が必要だろう。取り上げた5頭にロベルトのクロスを持つ馬はおらず、バイオスパークとボッケリーニは母系にロベルトの血を引く。(解説:望田潤)
アドマイヤジャスタアドマイヤラクティやサトノジュピターの3/4弟で、母アドマイヤテレサはJRA5勝。母母ヒードはニジャナS(米G3・芝8.5F)勝ち。ジャスタウェイ×エリシオだから晩成の中長距離血統で、古馬になって突然の復活を告げる函館記念でのブービー人気激走だった。その函館記念の自身の上がり3Fが36.4で、ホープフルS2着が35.6だから、ここも上がりがかかりスタミナが活きる流れになってほしい。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
ヴァンランディチェッキーノ、コディーノ、トレクァルティスタの全弟で、シンコウラブリイの甥。ムイトオブリガードやロードマイウェイなども近親。母ハッピーパスは芝マイルの京都牝馬Sに勝った。着実に