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【フェブラリーS予想】根岸Sと東海Sの勝ち馬が好走するのか…

  • 2021年02月19日(金) 18時00分

今年はGIにしてはメンバーが軽い


 プレップレースのひとつ、根岸Sを勝ってきたレッドルゼル。言うまでもなく今回は距離延長・初距離がテーマとなる。安田隆師は以前より慎重なコメントだが、いまの勢いならばこなしても不思議はない。逆に距離を意識しすぎて前半のレース運びが慎重になりすぎると良くないかもしれない。

 もうひとつのプレップ・東海Sを勝ってきたのがオーヴェルニュ。対照的にこちらは距離短縮がテーマで、マイル以下の距離を走るのは1勝クラス時代の2019年4月以来となる。好位置の競馬で連勝してきた馬なので前半が速くなるのは嫌だが、外枠を引いたのはプラス。そもそも外のほうがやや有利なコースだし、スタート直後が速くなくても包まれる心配がない。

 この2頭と互角か、それ以上の人気になりそうなのがカフェファラオ。確かにユニコーンSの内容は強烈で、このコースに戻ることへの期待感はある。ただ期待感が先走りすぎているような感触があるのも確か。シリウスSの勝利が無かったほうがむしろ、ワンターンでこそという期待ができたような気がする。ただ今年はGIにしてはメンバーが軽く、チャンピオンズC6着でも格上の勘定にはなる。消すのも難しい。

 根岸Sと東海Sに関しては本番での好走があるとしたらその多くが勝ち馬で、多少可能性があるのが2、3着馬。その額面通りだとワンダーリーデルが該当するのだが、8歳であることと前々走までの流れ、そして根岸Sが差し追込馬に有利なレースであることを考えると強調はしづらい。根岸S組だと59キロで4着だったアルクトスのほうが好走の可能性はあるように思う。

 東海S組はオーヴェルニュのほかにはインティのみ。ちょっと難しい馬になってしまっているが一昨年の勝ち馬だし、前々走の3着もあるので無視はできない。

 チャンピオンズCに出走していた馬で当時の着順だとインティ、カフェファラオの次はエアスピネル、アルクトス、エアアルマスとなって最後がサンライズノヴァだが、コース・距離が向かなかったということを考えるとむしろサンライズノヴァに前走からのプラスを感じる。武蔵野Sとの相性の良さからコース適性は議論の余地がないところ。正直中央のGIだと馬券に絡むのはやや厳しく好走があるならかしわ記念か南部杯という馬なのかもしれないが、今回はメンバーの軽さで3着以内に届いてくる可能性もある。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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