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南関東期待の有望株、吉井章騎手(大井)

  • 2021年02月22日(月) 18時00分
 今日は、南関東競馬期待の有望株、大井の吉井章(よしいしょう)騎手についてお伝えしましょう!

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▲吉井騎手はモデルさんのようなスラリとした体型で、笑顔もとってもチャーミング(撮影:高橋華代子)


 吉井騎手は、昨年末に行われたヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンドで総合優勝を飾ったことでも話題になりました。

 南関東のジョッキーズはこのシリーズでの活躍が目立ち、初代チャンピオンは船橋の臼井健太郎騎手、2代目チャンピオンが川崎の櫻井光輔騎手、4代目に吉井騎手が輝き、大井所属騎手としては初の快挙。

「優勝が決まった日はうれしかったですが、周りには僕より技術のあるうまい人や馬を動かせる人がたくさんいたので、馬に恵まれたなぁという方が大きいです。経験をさせて頂いたことで、多少なりとも自信につながったり、冷静に乗れるようにはなってきたかなとは思いますが、浮かれる気持ちはないです。急にそこまでの自信は持てません(苦笑)」(吉井騎手)。

 吉井騎手は東京都出身の19歳で、2018年4月に大井競馬場からデビューしました(所属は松浦裕之厩舎)。昨年末には100勝を達成したことから、自力で減量を返上した後も、コンスタントに勝ち数を伸ばしています。父の吉井竜一調教師も元騎手。

「毎年怪我のないようにということや、前年よりも勝つことを目標にしています。ゆくゆくは大井や南関東を代表するような騎手になりたいですし、長く騎手生活を送りたいです」(吉井騎手)。

 吉井騎手は身長173センチ、ベスト体重は52〜3キロという、モデルさんのようなスラリした体型です。それでもまだ成長途上のようで身長は以前よりも伸びているそうですが、「食には興味がないんですよ(苦笑)」と吉井騎手は言っていて、減量騎手時代からも体重調整は苦しんだことがないというのも天職ですね。

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▲年末に大井競馬場で行われた優勝報告会の様子(撮影:高橋華代子)


 年末の大井競馬場では吉井騎手のヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド優勝報告会が行われ、その頃は人数制限付きでお客様も入場していました。女性ファンたちから「かわいい」という声も多く聞こえてきました(マスクをした状態から小声で)。

 吉井騎手、人気急上昇!!!総合優勝の称号を引っ下げた今後の吉井騎手から目が離せません!

※現在の大井競馬場をはじめとした南関東競馬は再び無観客競馬中です。

南関東競馬リポーター。宮城県仙台市出身。元NHK山形放送局キャスター。タイキフォーチュンがきっかけで競馬の世界を知り魅了され、競馬を伝える仕事に就きたく上京。MXテレビ大井競馬中継を経て、現在は南関東競馬内で取材活動を行っている。南関東競馬公式ウェブサイト内・南関魂、大井競馬ホームページ、サンケイスポーツ、楽天、ウェブハロン、ターファイトクラブ会報誌、馬事通信など。

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