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【弥生賞予想】ディープ産駒が5連勝中、ハーツ産駒は2着多し 近2年はクラシックにつながっていないが…

  • 2021年02月28日(日) 18時00分
大昔からクラシックの最重要ステップだが、最近はトライアルを使わず直行のローテが増えており、ここ2年の出走馬からクラシック連対馬は出ていない。16〜20年までディープインパクト産駒が5連勝中(11頭出走し[5-1-0-5])で、特に母父フレンチデピュティはメイショウテンゲン、カデナ、マカヒキと出走3頭とも勝利。ハーツクライ産駒は5頭出走し[0-3-0-2]で、母系にダンジグが入る産駒はワーケアとマイスタイルどちらも2着。昨年も一昨年もディープ1着ハーツ2着で決まっているが、取り上げた5頭にはディープ産駒もハーツ産駒もいない。ダノンザキッドは父がハーツクライ産駒で母父がダンジグ系。(解説:望田潤)

ゴールデンシロップ
 ウインレックスの甥で、母母オンリーロワイヤルはヨークシャーオークス(英G1・芝約12F)勝ち馬。父ハヴァナゴールドはテオフィロ〜ガリレオ〜サドラーズウェルズとさかのぼる父系だが、ダンジグ4×4でジャンプラ賞(仏G1・芝1600m)に勝ったマイラー。本馬はオンリーロワイヤルやその父カーリアンの影響も強く、ミスワキ≒ゴーンウエスト5×3らしいナスキロ柔いストライドで東京で勝ち上がり。大箱向きの中距離馬とみたい。中山よりは東京だろう。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○

シュネルマイスター
 モーリスラクロアT(独G3・芝1400m)勝ちゼリエンホーエの甥で

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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