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【阪神大賞典予想】阪神大賞典は近走で脚を余した差し馬を狙う

  • 2021年03月16日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年は2番人気のユーキャンスマイルが優勝(c)netkeiba.com


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 阪神芝3000mは年に一度しか行われない特殊なコース設定。レースの傾向も明確だ。2015年以降、阪神大賞典のトラックバイアスは6年連続で「差し有利」。

 馬場コンディションは2015年、2016年、2019年が「稍重い」。2017年、2018年、2020年が「稍軽い」。馬場コンディションが異なる年もありながら、毎年のように末脚が重要なレース傾向になっている。

 2015年以降の勝ち馬は全て上がり1位。3着内に好走した18頭のうち最初のコーナーを4番手以内で通過していたのは3頭のみ。連対馬は1頭も出ていない。

 距離が長いことによって前半のペースが緩くなりやすいにもかかわらず、位置取り関係なく後方からも届くレース。普段は前半の追走に苦労するような差し馬にとっては願ってもない条件だ。

 末脚のしっかりしたタイプ、なかでも近走で脚を余している馬を狙いたい。

馬場虎太郎

初重賞制覇を狙うダンスディライト(c)netkeiba.com


 ダンスディライトの前走京都記念はトラックバイアス「前有利」。開幕週で軽めの馬場コンディション。

 淀みない流れで、後方待機馬も脚をためることが難しかったレース。結果的に前半にポジションをとっていた馬が恵まれていた。この馬自身もゲートから出していったが、リズムを崩して能力を発揮できなかった。

 本質的にスピードに欠ける馬で、前半のダッシュもつかないタイプ。今回は距離が延びてペースが緩くなるので、道中の追走は楽。後方から届きやすいこのレースでは道中で無理に追走させず、位置取りが悪くなった方がプラスにすら働く。

 3走前もトラックバイアス「前有利」。4走前もトラックバイアス「超前有利」。どちらも不利な状況だった。重賞でも通用する素質も秘めている。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の阪神大賞典の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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