グレイトパール、ロンドンタウン、ミツバ、アスカノロマン、クインズサターンと、デピュティミニスターの血を引く馬がよく馬券に絡むレース。昨年の勝ち馬ウェスタールンドもデピュティミニスターの父ヴァイスリージェントの血は引いていた。
最近はアナザートゥルース、ロンドンタウン、ミツバとフジキセキの血を引く馬もよく好走する。取り上げた4頭では、テーオーケインズがデピュティミニスターを、アナザートゥルースとロードブレスがフジキセキの血を引く。(解説:望田潤)
アナザートゥルースサウンドトゥルーやルールソヴァールの半弟で、ホウオウトゥルースの全兄。母母キョウエイヨシノはJRA4勝。父アイルハヴアナザーは北米二冠馬でマイネルサーパスやメイショウワザシなどの父。アイルハヴアナザー×フジキセキはマイネルユキツバキと同じ。アイルハヴアナザー産駒らしいダートの中距離馬でスンナリ先行ならしぶとく、外目で揉まれなければ20年アンタレスS(2着)や19年アンタレスS(1着)のように好位差しもできる。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
グリムヴァイサーリッターの3/4弟。母ブランシュネージュはサクラバクシンオー産駒らしく全4勝を芝1200であげた。そこにゼンノロブロイが配されて、「父中距離×母短距離」だからフワッと先行する脚質に出たのは順当。ブラックタイド×サクラバクシンオーのキタサンブラックや