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【重賞回顧&皐月賞展望】グラティアスでチャンス到来! 史上最多「皐月賞5勝目狙います」

  • 2021年04月13日(火) 18時02分
「Road to No.1」

▲テルツェットで制したダービー卿CTを回顧 (撮影:下野雄規)


4/3のダービー卿CTをテルツェットで制したミルコ騎手。意外なことに、重賞を勝つのは11カ月ぶり。JRA通算1100勝の節目にもなったこの勝利を、これまでの苦しさもにじませながらじっくり回顧します。

そして後半は、皐月賞の展望。騎乗停止中の松山騎手に代わり、グラティアスの騎乗機会が巡ってきました。過去2戦で手綱をとった盟友ルメール騎手からも情報を得て、皐月賞5勝目を狙います。

(取材・構成=森カオル)

※このインタビューは電話取材で行いました

とってもかわいいテルツェット


──ダービー卿CTをテルツェットで勝利。久しぶりの重賞制覇となりましたね。

ミルコ はい、ありがとうございます。よかったです、ホントに…。とってもうれしかった。1100勝も達成できたしね。重賞を勝つのは、やっぱりうれしい。特別です。

「Road to No.1」

▲「重賞を勝つのは、やっぱりうれしい」とミルコ騎手 (撮影:下野雄規)


「Road to No.1」

▲JRA通算1100勝の節目にもなった特別な勝利 (撮影:下野雄規)


────昨年のNHKマイルC(ラウダシオン)以来の重賞勝ちで。1年近く重賞勝利から遠ざかっていたことに改めて気づいて、ああ、そうだったかと。

ミルコ そうですよ。だから、ゴールの瞬間はもう…。本当にうれしかった。僕のこと、みんな活躍しているイメージを持っているから気づかないかもしれないけど、11カ月も勝ってなかった。いやぁ、大変ですよ、ホントに(苦笑)。でも、僕はあきらめない。勝ちたいし、上手くなりたい。それだけです。

──テルツェットには初騎乗でしたが、どんなイメージを持っていましたか?

ミルコ レースまでに勉強していて思ったのは、すごく一生懸命な馬だなっていうこと。とってもかわいいなと思いながら、(過去の映像を)見てました。いつも一生懸命に走っているからね。それに、ダービー卿は53キロだったから、楽しみだなと思ってました。

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Road to No.1 世界一になる / ミルコ・デムーロ
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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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