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【フローラS予想】海外競馬同様、未知の能力が問われやすいフローラS

  • 2021年04月23日(金) 19時00分
今週末はフローラS!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

この状況で開花しやすい「欧州中長距離の名血」


 日曜は香港の馬券も2レース発売。前回の海外馬券発売デー(ドバイミーティング)ではウマい馬券で公開した4レースのうち3レースで的中。

 海外競馬は、未知の実績を「血統」で予測する要素がより重要になるので、血統を通じて予想を楽しむファンにはとても楽しみなイベントですね。

 そして、日曜に行われるJRAの重賞フローラSも未知の実績を問われやすいレース。すべての馬が「初の」牝馬限定の2000m重賞に出走するからです。

 この状況で未知の才能が開花しやすいのが「欧州中長距離の名血」

 2017年は二桁人気のハービンジャー産駒がワンツー。2018年はルーラーシップ産駒が13番人気2着、ハービンジャー産駒が5番人気3着。2020年はルーラーシップ産駒が5番人気3着。

 ハービンジャーとルーラーシップは国別血統タイプが「欧州型」の種牡馬(国別血統タイプはスマート出馬表を参照)。

 ハービンジャーとルーラーシップは、どちらも欧州のスタミナ色が強い血統。ここまでの牝馬重賞は仕上がりの早さやスピードを問われるレースが多いため、広いコースでスタミナを問われてようやく素質が開花する馬が多いのです。また、欧州スタミナ血統は総じて仕上がりに時間がかかりやすい傾向もあります。この時期に身体能力も上昇する馬が多いのも欧州型の台頭につながるのでしょう。

 オヌールは父がディープインパクト。母が欧州のフランス馬アヴニールセルタン。母父も母母父も欧州型。ディープ産駒は母系が欧州指向の強い血統であれば、スタミナが問われる欧州型が走りやすいタイプが多く出ます。欧州血統で距離が延びてから力を発揮する血統と戦歴。姉のデゼルもそうだったように、古馬になってからも上昇する血統。この時期にさらなる上積みも見込めます。

 パープルレディーも父がディープインパクトで母父が欧州型のホワイトマズル。自身も欧州の長距離レースを勝ちましたが、産駒もイングランディーレが春の天皇賞を勝ったスタミナ型。母の母父も欧州型のトニービン。広い東京コースのスタミナ勝負で台頭する血統。兄にミッキーグローリー。カツジ。いずれも古馬の重賞でも優勝。再三書いてますように、フローラSは古馬混合のスタミナ勝負でも強さを見せる血統に向いたレース。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のフローラS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

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