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【天皇賞・春予想】天皇賞が行われる内回りコースは内枠、先行馬が有利なトラックバイアス

  • 2021年04月27日(火) 18時00分
馬場虎太郎

先週日曜のマイラーズCはケイデンスコールが勝利(c)netkeiba.com


馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として天皇賞・春で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 阪神開催は今週が最終週。11週に渡るイレギュラーな連続開催を消化したが、芝は路盤の状態が良好。

 先週、土曜の阪神芝は週中の降雨もなく、当日も晴れ。馬場コンディションは「稍軽い」と判定。

 日曜も晴れていたが、前日に比べて風が強く、ホームストレッチは向かい風気味。全体的な馬場コンディションは「稍軽い」。

 ただし、1周するコース(2000m以上)は、馬場全体がより傷んでいるため馬場コンディションは「標準」と判定した。

 先々週は土曜が降雨のなかでの開催。雨量も多く、馬場コンディションは「稍重い」と判定。日曜は晴れたことで回復。馬場コンディションは「標準」と判定した。

 今週の阪神は水曜から木曜にかけての雨量が多そうな天気予報となっているが、金曜以降はおそらく晴れ。

 現在の馬場コンディションを考えれば、土曜には馬場コンディションは悪くても「標準」までは回復が見込める。日曜は「稍軽い」馬場コンディションに回復できるのではないか?

 今年に入ってから、馬場コンディション「標準〜軽い」で行われた「阪神芝内回り」2000m以上の古馬混合戦は8レース。3着内に好走した24頭のうち16頭が最初のコーナーを4番手以内で通過。逃げた馬は8レースのうち4勝。7レースで3着内に好走。また、6番人気以下で3着内に好走した5頭のうち4頭が4枠より内。

 阪神内回りの2000m以上は小回りで直線も短い。内を通る器用な立ち回り、前半からポジションを確保している馬が恵まれやすい。先行馬、内枠を狙いたい。現段階では枠順がわからないため、先行馬を推奨する。

馬場虎太郎

スムーズに逃げられる枠を引きたいディアスティマ(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


 ディアスティマは近2走逃げて連勝中。特に前走は前半から飛ばして淀みない流れで先行。道中で後続に脚を使わせる形をとり、圧勝した。一貫したペースを刻み続けることはできるが、ゲートからのダッシュはそれほど速くない馬。自らのリズムを崩さないためにも逃げる形がベスト。

 スムーズに逃げられる枠を引きたい。もちろん内枠にどの馬が入るかも重要。枠順を踏まえた最終的な結論はウマい馬券で公開する。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の天皇賞・春の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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