過去3年の連対馬6頭のうち5頭がヌレイエフの血を引いており、20年1着トーセンスーリヤはサドラーズウェルズ≒ヌレイエフの3/4同血クロス4×4、19年1着メールドグラースはヌレイエフ5×3、18年1着スズカデヴィアスはヌレイエフ≒フェアリーキングの3/4同血クロス4×4と、いずれもヌレイエフ絡みのクロスをもつ。また20年2着アトミックフォースは父ワークフォースがヌレイエフ≒サドラーズウェルズ4×2で、19年3着ロシュフォールはヌレイエフ≒サドラーズウェルズ4×4だ。取り上げた4頭ではボッケリーニがヌレイエフの血をひく。(解説:望田潤)
ダノンマジェスティアルアインやシャフリヤールの全きょうだいで、母ドバイマジェスティはBCフィリー&メアスプリント(米G1・ダ7F)勝ち。母父エッセンスオブドバイはスーパーダービー(米G2・ダ9F)などに勝った。3歳時はディープ産駒らしいしなやかさで追い込んでいたが、長期休養から復帰後は馬体重が20キロ近く増えてパワー型にシフトし、前走但馬Sなどは行きっぷりがよすぎてなだめながらの追走。今ならアルアインのように先行押し切りのケイバがよさそうだ。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
バイオスパークメイショウライナーの半弟で、母母ナナヨーストームは現フローラS2着。近親にナナヨーウイング、ナナヨーヒマワリ、ナナヨーウォリアーなどが出る牝系。オルフェーヴル×マイネルラヴで「父中距離×母父短距離」だから、