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【ヴィクトリアM展望】「やっぱり縁があるのかな」ラヴズオンリーユーの近親テルツェットで挑むGI

  • 2021年05月11日(火) 18時02分
「Road to No.1」

▲今週はテルツェットと挑むヴィクトリアMの展望 (撮影:下野雄規)


先週のコラムで、ミルコ騎手に長男が誕生したことを報告させていただき、たくさんの温かいメッセージを頂戴しました。ありがとうございました。

さて、今週もGI騎乗が控えているミルコ騎手。ダービー卿CTを制した、目下4連勝中のテルツェットとのコンビです。ラヴズオンリーユーの近親という面でも「縁を感じる」とミルコ騎手。その手応えを語ります。

(取材・構成=森カオル)

※このインタビューは電話取材で行いました

Q「テルツェットは420キロ前後の小さな馬ですが、やはり500キロ以上ある馬とは乗り心地が違うのでしょうか? 騎手としては、大きい馬と小さい馬、どちらが難しいですか?」(ミルキーガーデンさん)


「Road to No.1」

▲420キロ前後という小柄なテルツェット (撮影:下野雄規)


ミルコ ん〜、どうだろうね。乗った瞬間は「大きいな」とか「小さいな」とか感じるけど、乗り心地とか難しいかどうかは馬次第です。

 ただ、大きい馬には大きい馬なりの特徴があって、力はあるけど、そのぶん跳びが重いとか、そういう馬が多いかな。小さい馬でいうと、たとえばコントレイル。あの馬もそれほど大きくないよね?

──そうですね。3歳時は460キロ前後でしたから。

ミルコ コントレイルは特別な馬かもしれないけど、跳びがものすごく軽くてキレイですね。走っているとき、余計な力を全然使っていない感じがします。

──それはある意味、小柄な馬ならでは?

ミルコ うん、そうなのかなーと思うけど、どうなんだろう。とにかく、大きいから難しい、小さいから難しくないとか、そういうことではないよ。ただ、イタリアの馬に比べると、日本の馬は大きい馬が多いね。

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Road to No.1 世界一になる / ミルコ・デムーロ
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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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