【ヴィクトリアマイル予想】実は「スローペースだと差し有利傾向」⇔「平均ペースだと先行有利傾向」という“ギャップ”が妙味を生むレース
平均ペースで流れた年は必ず「逃げ馬もしくは逃げに限りなく近い先行馬」が激走傾向
このヴィクトリアマイルというレースについて、よく牝馬限定GIレースでペースが緩むから前残り傾向とも言われますが、実際にはその真逆で「スローペースだと差し有利傾向⇔平均ペースだと先行有利傾向」となっているレースです。
近10年の中で前半3F35秒台のスローペースで流れたのは17年と18年の2回ですが、前者は1着アドマイヤリード(道中12番手追走)・2着デンコウアンジュ(同9番手)・3着ジュールポレール(同6番手)という差し決着、後者も1着ジュールポレール(同8番手)・2着リスグラシュー(同13番手)・3着レッドアヴァンセ(同4番手)という差し決着でした。
それに対して平均ペースで流れたその他大多数の回では