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【オークス予想】オークスはサンプルが少ないと思われる血統こそおいしい

  • 2021年05月21日(金) 19時00分
今週末はオークス!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
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オークスは欧州指向の強い血統が走りやすい


 昨年のオークスは父欧州型が1、2着。父欧州型出走馬は2頭のみ。3年前も父欧州型が1、2着。4年前も同様に父欧州型が1、2着。昨年も父欧州型は2頭しか出ていなかったように、父欧州型の出走比率は約25%(出走馬の国別タイプはスマート出馬表を参照)。

 オークスは欧州指向の強い血統馬が走りやすいレース。大きな理由は2つ。ひとつは3歳春の牝馬が東京芝2400mを走るには欧州指向の強い血統が走りやすいため。もうひとつは、桜花賞までのレースは欧州型とは相反する能力も持ち合わせる米国型のスピード血統が走りやすいため。

 オークスは桜花賞では米国指向のスピードレースに対応できなかった欧州指向の強い血統馬。あるいは、トライアルの段階でスピード負けして桜花賞自体に出られなかった欧州血統が素質を開花しやすいレース。

 また、昨年のオークスも新種牡馬エピファネイアの産駒も勝ちましたし、そもそも東京芝2400mの牝馬限定GIはオークスのみ。単純な統計手法では「サンプル不足」になってしまう血統の特徴をいち早く掴むことも大事。(そのために「欧州型」などの独自血統タイプも作っているのです)

 アールドヴィーヴルは父が欧州型のキングカメハメハ。母の父はディープインパクト。オークスでも複数の勝ち馬を出した種牡馬。

 ディープは母系が欧州指向が強ければ、欧州要素が強さも求められるレースも得意。アールドヴィーヴルは母母父が欧州型のシンボリクリスエス。さらに母系には欧州の名血トニービン、サドラーズウェルズ。同牝馬にアリストテレス、フサイチコンコルド、リンカーン。欧州指向が、東京芝2400mGIにも実績を残す一族。今年のNHKマイルCの2着馬、ヴィクトリアマイルの2、3着はいずれも母系にシンボリクリスエスを持つ牝馬。この流れも追い風。

 ククナも父が欧州型のキングカメハメハ。母の父はディープインパクト。母の適性、個性を引き出しやすいキングマンボ系。その母はオークス3着のクルミナル。

 ステラリアの父はキズナ。NHKマイルCのレース前にウマい馬券の推奨文でも書きましたように、キズナ産駒は牡馬と牝馬では産駒の特徴が変わります。牡馬はディープボンドやバスラットレオンのようにスタミナやパワーが強いタイプが出やすいため先行持続勝負に強い馬が多いです。一方、牝馬はソングライン、マルターズディオサ、ファインルージュのように直線でスピードを発揮するタイプが出やすくなります。

 キズナ産駒の牝馬はオークスで要求される末脚勝負には向きます。ただし、母系に欧州のスタミナ要素がないとマイル以下のスピード勝負に強いタイプになってしまいます。よって欧州要素も求められるオークスでのキズナ産駒は欧州要素が強い血統馬が向くはず。

 母の父はモチベーター。代表産駒に牝馬のトレヴ。オルフェーヴルを5馬身突き放して凱旋門賞を優勝。翌年も連覇。欧州指向の強い馬。なかでも牝馬で活躍馬を出すのは欧州指向が求められるレースの母父としては最適。欧州指向が強く求められた今年の皐月賞でもタイトルホルダーが2着に走っているように、日本の芝GIでも実績を残しています。オークス向きの母系です。

 なお、アールドヴィーヴル、ククナは母父がディープインパクト。ステラリアはキズナ産駒の牝馬。いずれも単純な統計手法では「サンプル不足」となってしまいますが、これからの競馬でおいしい馬券を取るには欠かせない母父と父です。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のオークス予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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