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【エプソムC予想】例年以上に末脚の伸びも重視したいエプソムC

  • 2021年06月11日(金) 19時00分
今週末はエプソムC!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
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例年のエプソムCはキングマンボ系が好相性


 今シーズンの東京芝コースは、例年以上に末脚の伸びを長所とする馬のタイプに有利な馬場。直線スピード比べでは世界最高の種牡馬ディープインパクトの血を持つ馬も例年以上に走りやすい馬場。

 勝ち馬の33%は父がディープインパクト系の種牡馬。出走比率は20%以下。父がディープ系の馬をすべて買った場合の単勝回収率も120%。複勝回収率は119%とプラス収支。

 先週の安田記念も1、2着はディープインパクト産駒。例年の安田記念は中距離指向のサンデー系、ディープ系に向かない年も多かったのですが、今年の馬場はまったく違いました。

 今シーズンの東京芝GIは、終わってみればディープインパクト系を狙うだけでも良かった馬場。すべての東京芝GIレースで4人気以下のディープインパクト系産駒が馬券圏内に。ディープ直仔だけではなく、ディープ孫も走りやすい馬場でオークスでのハギノピリナ。NHKマイルCのソングラインはディープ孫。常に末脚の伸びが要求される馬場でした。

 なお、例年のエプソムCはキングマンボ系が好相性。過去5年では父か母父キングマンボ系の血統馬は8頭出走。うち4頭が3着以内に。単勝回収率は383%。複勝回収率566%。馬券になった4頭はすべて人気以上に走っていました。今シーズンの傾向に向く直線スピード型の中でもキングマンボ系を持つ馬を特に重視。

 ガロアクリークは母父が当レースに相性の良いキングマンボ。父はサンデー系のキンシャサノキセキ。サンデー系とキングマンボ系の配合は、直線でスピードを発揮させる競馬への適性を上げるため、ディープインパクト系が走りやすい直線スピード型の馬場に合う配合。

 父キンシャサノキセキはスピード指向の血統。1800m以下の広いコースへの出走経験はありませんが、血統的には広いコースでスピードを要求される条件の方が合う可能性は高いです。近走以上のパフォーマンスの発揮も期待できます。

 ザダルの母父レモンドロップキッドは、当レースに相性の良いキングマンボ系種牡馬。父はディープインパクト系のトーセンラー。

 先に書いたように今シーズンの東京芝はディープインパクト系が特に好調。ディープ直仔だけではなく、父父ディープインパクトの産駒も高い適性を示しています。

 今シーズンの東京芝コースはディープ系で馬券になった馬の40%以上は父父がディープインパクト。ディープの孫。複勝回収率130%。複勝率も32%でディープ直仔とほぼ同じ成績。ザダルもディープ系でディープの孫。広いコースの1800m以下ではまったく崩れていない馬。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のエプソムC予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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