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先週の競馬、そして今週

  • 2021年06月25日(金) 12時00分

うまンchuに参加


 先週は、はじめて関西テレビの競馬番組「うまンchu」に出演させてもらいました。

 スタジオが男性陣ばかりで、しかも皆、心底競馬が好きな芸人さんばかり。

 そして私と一緒で穴好きとあって、興味深く面白さも。

 番組内で私は本命・対抗・3番手・ゲキ押し馬の4頭をピックアップさせてもらったのですが、その中のゲキ押し馬シャムロックヒルが勝利。本命・対抗・3番手はカスリもしなかったのですが、一発あるなら軽ハンデで先行馬、しかも内枠で右回り好きと条件が揃ったこの馬だと思っていましたし、可愛い藤懸騎手の重賞初勝利も重なりダブルで嬉しい予想となりました。

 また一方のユニコーンSは、ペースは流れたことに加え、距離延長も良かったのでしょう。

 スマッシャーがレコード勝利。

 こちらも狙っていた馬だったので東西で嬉しい勝利に。その一方で、サウジで頑張ったピンクカメハメハがこういった最後に…しかもこの年齢で…。

 また鞍上の北村宏司騎手も右足の骨折。すぐに意識があることが伝えられており、その点にはホッとしていましたが、最近、怪我が多いだけに北村騎手自身辛いだろうな…と胸が苦しくなりました。

 話を変えます。

 今週末は春のGI戦線を締めくくる宝塚記念となります。

 何といっても、当日の馬場状態が1番の鍵と見ます。どんなに強く状態が良かったとしても、この梅雨時期は、馬場のコンディションに適応できるかどうか?が1番のポイント。

 しかしながら大阪杯の時も、また昨年の宝塚記念の際は直前で空と場景の色が変わるほどでした。

 よってこればかりは当日になってみないと分からないところではあるのですが、経験値と適性から揺るぎないのは、クロノジェネシスでしょう。

 今回、ルメール騎手との初コンビとなり、1週前追いきりでは、今までのスタイルと違う形とはなりましたが、数々の経験を積んできた馬ですし、そこはあまり心配がないようにも…。ただ1点、3週続けて違う騎手が追いきりに跨っており、その点で体重や体付きがどうなっているのか?当日気になるところ。

 また、同じく変化として挙げるならばアリストテレス。今回は最終追いきりをCWではなく坂路で行っており、それが個人的には良い方向へと導かれる気がしており、グチャグチャ馬場にさえならなければ、一発ありそうな期待も。

 他にも近走の内容から馬格が変わり、阪神2200m&馬場が渋った際に魅力を感じるのがユニコーンライオン。ただ中2週で初の58キロに加え相手強化、しかも今回は週末の雨予報やレイパパレの存在から、先行馬よりも追い込み馬を狙うべきとも思いますが、8か月の休み明けから馬が変化しているようにも思え、この馬の選択を迷っており、結論はもう少しあとに…。

 それでは皆さん、週末は競馬中継でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。

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愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

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