小回り1700mへの適性を見抜く為には…

　プロキオンSは本来中京ダ1400mで実施されており、京都競馬場改修の影響によって昨年は阪神ダ1400m、今年は小倉ダ1700mで実施される。小倉ダ1700mでの重賞は実施されておらず、OP(リステッド競走含む)のレースでも直近10年では12Rの実施のみ、うち9Rはハンデ戦となっているので別定戦の小倉ダ1700mでは3Rの実施しかないという条件。

　そもそもダートの小回り1700mという距離設定自体が短距離と中距離の中間の適性が問われる上に、この梅雨時期に開催される影響もあって馬場状態に非常に大きく左右される施行条件になる。今回はその雨による影響も踏まえて特徴を確認して特殊条件で輝く馬をピックアップしていきたい。

　上級条件ではサンプルが少なすぎるため、まずは単勝オッズ1〜50倍(2勝クラス以上)での小倉ダート1700mでの成績を見てみると、