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可憐なおしゃれで魅了する浦和競馬場の誘導馬たち

  • 2021年08月23日(月) 18時00分
 南関東競馬は4競馬場(浦和、大井、川崎、船橋)があり、誘導馬たちもそれぞれに特徴があるので、誘導馬ファンの皆さんにはとても楽しいと思います!

 例えば、川崎競馬場は名物コスプレ誘導馬として全国的にもド派手な衣装がお馴染みですが、今回ご紹介する浦和競馬場の誘導馬たちの装いは、可憐なおしゃれが魅力なのです。

 いつも騎乗している原島さんと秋山さんが毎開催の飾りつけを主に考えていて、「浦和競馬場のカラーはブルーなので、重賞ではブルーを入れたり、その月にちなんだカラーも取り入れるようにしています。なるべく馬術の優雅さやエレガントさを感じてもらえるように、『きれいだね』と言ってもらえるような装飾をしています」と原島さん。

向かって左が、原島さんとスノーマン、向かって右は、秋山さんとアールルイス。麦わら帽子にひまわりをつけたような装いも愛らしいです(撮影:高橋華代子)


 7月開催の重賞レース時は、イエローとブルーの組み合わせがとても鮮やかな装い。この8月開催(23日から26日)はひまわり畑のような雰囲気が素敵です。

井野さんとアールルイス。スウェプトオーヴァーボード産駒アールルイスは大井と浦和で136戦した馬です(撮影:高橋華代子)


 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点などから、現在は浦和競馬場をはじめとした南関東競馬では無観客競馬として実施中です(8月23日現在)。浦和誘導馬たちの可憐なおしゃれはテレビやネット中継でも見ることができます。

 お客様が競馬場に入場していた頃は、お客様が誘導馬の姿を見て、『かわいい』と手を振りながら喜んでくれる笑顔に出会えるのも、誘導馬騎乗者さんたちの励みにもなっていたそうです。そういう競馬場での普通の日常が、早く戻ってきますように。

 なお、南関東4競馬場の騎乗者さんたちは、開催の様子を綴ったブログを更新しています。今の南関東競馬は馬たちに直接会えない状況ですが、そのブログを通して、誘導馬たちのいろんな表情を伝えてくれています。更新頻度もすごいです(笑)。

 誘導馬たちと身近にいる騎乗者さんたちだからこそ撮れるショットもたくさんあるので、裏側を覗けるような感覚がとっても楽しいですよ。おうち時間にぜひご堪能ください!

ひまわり畑のような雰囲気。アールルイスはいつも舌をペロッと出しているそうです。人間と一緒で馬もそれぞれに癖がありますね!(撮影:高橋華代子)

南関東競馬リポーター。宮城県仙台市出身。元NHK山形放送局キャスター。タイキフォーチュンがきっかけで競馬の世界を知り魅了され、競馬を伝える仕事に就きたく上京。MXテレビ大井競馬中継を経て、現在は南関東競馬内で取材活動を行っている。南関東競馬公式ウェブサイト内・南関魂、大井競馬ホームページ、サンケイスポーツ、楽天、ウェブハロン、ターファイトクラブ会報誌、馬事通信など。

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