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【小倉2歳S予想】ストームキャットの血が毎年絡む マイラーが素質で勝つケースも多々

  • 2021年08月29日(日) 18時00分
2歳夏の芝1200の重賞だから早熟スプリンターを狙いたくなるが、メイケイエール(後にチューリップ賞とファンタジーS勝ち)、ファンタジスト(京王杯2歳S勝ち)、アサクサゲンキ(ファルコンS2着)、レーヌミノル(桜花賞)と、後々マイラーとして完成するような馬もよく勝っている。マイラーとしての将来性も考慮に。19年はストームキャットの血を引く馬が2着3着で、18年はロードカナロア産駒が1着3着。他にもストームキャットの血は毎年馬券に絡むし、穴にもなっている。(解説:望田潤)


インプロバイザー
グレイイングリーンやリヴェールの3/4弟。母リトルゲルダはセントウルSと北九州記念に勝った一流スプリンター。さかのぼるとナリタキングオーなどが出るファミリーだ。母父クロージングアーギュメントはインリアリティの父系で、ホーリーブルS(米G3・ダ9F)に勝ちケンタッキーダービー2着。母似のスプリンターで1分7秒台の持ち時計はナンバーワンだが、父がダイワメジャーだからややパワーに寄ったイメージで、開催オーラスの荒れ馬場はむしろプラスでは。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

ショウナンマッハ
アミカブルナンバーやニードルポイントの甥でカリオストロのイトコ。3代母ヒシアマゾンはエリザベス女王杯などに勝った最優秀3歳牝馬、4歳牝馬、5歳以上牝馬。牝祖ケイティーズは愛1000ギニー馬で子孫にアドマイヤムーンなど活躍馬が多数出る。ノーザンテーストと

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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