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【秋華賞・府中牝馬S予想】雨がどれだけの影響になるか気になる秋のGIレース!!

  • 2021年10月13日(水) 18時00分

当日の馬場の状態はすごく気になるところ…


 週明けには雨の予報もあった、10月13日の栗東。曇り空ではありましたが、雨が降ることなく、秋華賞の最終追い切りが行われました。坂路での追い切りに関しては、後日VTRでその動きを確認することになりますが、トラック馬場での追い切りに関しては、ライブで確認することができました。やっぱりGI、みんな、いい動きを見せていましたね。ただ、週末は雨の予報も出ている阪神競馬場。雨の影響を受けるとどうなるでしょうか。

 ソダシに関しては、これまでの実績、そして走法や蹄の形からも問題はなさそうですね。ただ、それ以外に関しては、得手不得手がハッキリと分かれそうですから、当日の馬場の状態はすごく気になるところです。

【府中牝馬S/デゼル】

 ヴィクトリアマイルは上がり33.2秒を使うも8着。今朝の追い切りを見ても、胴長の体型で、やっぱりマイルは短いんだと思います。そういった意味でも今回の東京芝1800mは2戦2勝の舞台、普通の状態にあれば、普通に結果が出ると考えてよいのではないでしょうか。

 その状態に関して、驚いたことがひとつ。それは最終追い切りがCWだった点。これまで、CWでの追い切りは普通に消化していましたが、最終追いがCWはデビュー戦以来となります。これは良い意味で評価すべき変化だと思います。だからといって、坂路での追い切りの内容が軽くなったわけではなく、9月30日の坂路は4F51.1秒で自己ベストを更新。調教の内容はこれまでで一番負荷がかかっていると思うだけに、普通の状態だなんて評価するのは失礼。これまでで一番の状態ではないでしょうか。

デゼル

これまでで一番の状態のデゼル(10月13日撮影)


【秋華賞/ソダシ】

 前走札幌記念は函館競馬場での調整でしたが、これはデビュー時に経験しているので、全く問題ありませんでした。むしろ、仕上げすぎない状態で夏場にひと叩きしたことは他とのローテーション比較においても有利といってよいくらい。その結果が1着ですから、これ以上ないステップを踏むことができたような気がします。

 栗東へ戻ってきてからも順調。2週前のCWでの追い切りの動きは圧巻でしたし、1週前追い切りの坂路では4F50.2秒で自己ベストを更新。とてもこの時計が出ているとは思えない、ゆったりとした走りでこのスピードですから、最終追い切りの坂路は4F55.0秒ですが、桜花賞の最終追いが坂路4F54.5秒なので、全く問題なし。むしろ、4F目最速ラップを踏めているという点で、ほぼ完璧といってよいでしょう。

ソダシ

ほぼ完璧な状態のソダシ(10月12日撮影)


【秋華賞/アンドヴァラナウト】

 約1ヶ月半のレース間隔があいた前走はCWで1本、坂路で4本の追い切りを消化。坂路では、うち2本が15-15程度ですから、出雲崎特別でも追い切り本数が多くない仕上げでしたが、決して本数が必要なタイプではありません。

 とはいっても、今回の中3週で2本の追い切りはやっぱり気になるところ。もちろん、1週前追い切りが坂路4F52.8秒でしっかり時計を出していますし、最終追い切りの坂路4F54.0秒も前走とほぼ同じ。この時計なら著しく評価を下げる理由にはなりませんが、少なくとも前走よりパフォーマンスを上げる調教には思えません。

アンドヴァラナウト

追い切り本数が気になるアンドヴァラナウト(10月12日撮影)


【秋華賞/アールドヴィーヴル】

 前走は春に比べると、調教内容がすごく充実していて、時計的な負荷もしっかり。それでいて、8キロも馬体が増えていたことを思えば、本当に評価できる調教内容だったと思います。結果は3着でしたが、決して悲観することもないというのが個人的な評価でした。

 それだけに今回がどんな調教内容になるのか、注目していましたが、結果的には2本の坂路での追い切り。1週前追い切りも最終追い切りも坂路4F55秒台。すごく落ち着いた内容になったなあと思うと同時に、これでレース当日の馬体重が減っているようだと、ひょっとしたら前走の疲れがある、なんて妙な勘ぐりをしてしまいます。

アールドヴィーヴル

前走の疲れが気になるアールドヴィーヴル(10月5日撮影)


【秋華賞/エイシンヒテン】

 中4週の前走はCWオンリーを3本という仕上げ。決して悪い調教内容ではないと思いますし、重賞で2着したので、これが好走パターンの仕上げ。前走の1週前追い切りは同厩舎の馬に大きく先行する形で先着。これが併せ馬だとすれば、今回の1週前、他厩舎ではあるものの、4コーナーを並走する形で回ってきて、最後の直線で突き放した動きも併せ馬と判定してよいと思います。

 そして、最終追い切りは単走。前走は頭が高く、外を向くような素振りでしたが、今回はライブで見た時にそれが少し解消した走りに見えました。このあたりは重賞捜査網でも触れて解説しようと思いますが、前走以上にしっかり走れる状態になっているような気がします。

エイシンヒテン

前走以上にしっかり走れる状態になっているエイシンヒテン(10月13日撮影)


◆次走要注意

・10/10 北陸S【ロジーナ】(2人/5着)

 スタートは決まったものの、荒れた芝に進みが悪くなったようで、結果的には後方から差を詰めて5着。掲示板は確保したものの、ちょっと物足りない内容でした。この後はリフレッシュしての競馬になるようですから、最終追い切りが坂路で終いもう少し速いラップで動いた時に狙ってみます。

[メモ登録用コメント] [芝]最終追い切りが坂路で4F目12.5秒以下で最速ラップなら勝ち負け

◆開催おすすめの調教適性

<阪神ダート1200m>
◎最終追い切りが坂路で3F目以降12.9秒以下
○最終追い切りが坂路で4F目最速ラップ

 10月10日の阪神7Rは1着◎○、2着◎、3着◎○で3連複52120円の配当。少し離された5着は◎でしたが、これが単勝159.8倍。人気薄でも調教適性の効果が絶大な条件だけに、今週も見逃せません。

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調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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