スマートフォン版へ

メンタイマヨの勝負メンコ

  • 2021年10月18日(月) 18時00分
 以前このコラムでもご紹介した、2021年の川崎競馬場最初の新馬勝ち馬メンタイマヨ(川崎・林隆之厩舎)。10月13日に川崎競馬場で行われた2歳重賞の鎌倉記念(SII、1500m)に、記念すべき重賞初出走を果たしました。

 メンタイマヨの父はシニスターミニスター、母が中央と兵庫で走ったチーズマヨ、母父はシンボリクリスエス、母母がマルカコマチという血統の2歳牡馬。

 実はその前のレースから、メンタイマヨはおニューメンコを着用していました。程田真司オーナーが何パターンか用意をされ、その中から厩舎スタッフたちがチョイスしたそうです。マヨネーズ色のメンコに、明太マヨネーズのチューブ風のイラスト入り。一度見たら忘れられないなんてかわいいメンコなのでしょう。メンタイマヨくんによく似合っています(笑)。

マヨネーズ色のメンコにイラスト入り勝負メンコを着用するメンタイマヨ(撮影:高橋華代子)


 レースはメンコを外して走りましたが、山崎誠士騎手を背に道中は内の3、4番手から進め、勝負所で置かれ気味になりながらも最後まで食らいついて6着。

「1〜2コーナーまでの入りが課題でしたが、出していった分掛かるところがあって、今度は折り合ったところでペースが上がった時にワンテンポ遅くなってしまいました。道中は前がつまるところもありましたが、最後までよく頑張ってくれましたね。1〜2コーナーでスムーズに入っていけるようになればもっと良くなると思います」(林調教師)。

返し馬までメンコを着用。メンタイマヨ勝負メンコを着用し颯爽と駆けました(撮影:高橋華代子)


 休み明けだった前走も同じ距離で走り、その時のタイムよりも2秒近く短縮させ、厳しい競馬をした分、次が楽しみになってくるでしょう。今後は大井1400m戦のようなワンターンの競馬なども視野に入れていく予定ということです。

 ちなみに、メンタイマヨの勝負メンコは2枚あり、もう1枚は明太子色なんですよ。個人的にはこちらもすごく好き(笑)。いずれはこのメンコも着ける予定ということなので、その姿を楽しみにしています。

メンタイマヨのもう一枚の勝負メンコ、明太子色。筆者はこちらも好きです(笑)(撮影:高橋華代子)


 メンタイマヨはネット上でもかなり話題になっていて、人気急上昇!!! 持ち前のタフさを武器にさらに強くなっていって、重賞にも出走する実力を兼ね備えた人気者として、笑顔をいっぱい運んで欲しいなぁと思います!

南関東競馬リポーター。宮城県仙台市出身。元NHK山形放送局キャスター。タイキフォーチュンがきっかけで競馬の世界を知り魅了され、競馬を伝える仕事に就きたく上京。MXテレビ大井競馬中継を経て、現在は南関東競馬内で取材活動を行っている。南関東競馬公式ウェブサイト内・南関魂、大井競馬ホームページ、サンケイスポーツ、楽天、ウェブハロン、ターファイトクラブ会報誌、馬事通信など。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング