アイスバブル

栗東・池江泰寿　牡6

　コンパクトなディープインパクト産駒だが、全体にボテッとした緩さを感じさせる造りなので、力のいる芝質、上がりのかかる展開を好む持久力型。芦毛もあって太く見せる傾向にはあるが、筋肉のラインはしっかりと浮き出ていてメリハリがあり、これで問題はない。ムラ駆け傾向でも走り慣れている東京の長丁場では常に押さえておきたい1頭だ。

オーソリティ

美浦・岩戸孝樹　牡4

　もともと背中が長く長距離向きの体形をしていたが、さらに胴を長く見せて体重も増やしてきた印象。前後の筋肉もビルドアップされていて、全体を支えるバランスが良化。4歳の秋を迎えて体は完成されてきたか。中間のケイコは少し手ぬるいが、爪の不安がなく順調に調整はできていて、週末と直前の追い切りでしっかりと態勢が整いそうな雰囲気。