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【マイルCS予想】今年のマイルCSは欧州指向が強い馬場

  • 2021年11月19日(金) 19時00分
今週末はマイルCS!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
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欧州指向が強い差し馬が有利な状況を予想するのが自然な形


 先週のエリザベス女王杯はキズナ産駒の1、2着。レース前までキズナ産駒はGIレースでは未勝利。2、3着が6回。400mで割れない非根幹距離GIは、根幹距離GIで勝ち切れなかった馬が悲願のGI勝利を成し遂げるのは、古くからの競馬で見られたパターン。種牡馬でも悲願のGI勝利が非根幹距離だったこと。走る時はまとめて走るのが血統の面白いところ。

 また、レース上がりは36.5秒。上がりがかかるタフな決着。血統も欧州指向。1-5着はすべて母父が欧州型。(国別血統タイプはスマート出馬表を参照)

 1、3、5着は欧州型のシンボリクリスエスを持つ馬。2、3、5着は欧州の名血サドラーズウェルズを持つ馬。1-4着馬は3コーナー8番手以下の後方待機馬。欧州色が強い差し馬の上位独占。

 先週の馬場傾向を考慮すれば、マイルCSも欧州指向が強い差し馬が有利な状況を予想するのが自然な形でしょう。

 シュネルマイスターは父が欧州型のキングマン。現役時代にイギリスのマイル競走の最高峰レースにあたるサセックスステークス、フランスのマイル競走の最高峰であるジャック・ル・マロワ賞を3歳の時に優勝。欧州競馬でもイギリスとフランスは能力の方向性が異なるため、両国のチャンピオンレースを勝つのは難しいもの。同一年でイギリス、フランスの最高峰レースを制覇したのもキングマンがはじめて成し遂げた快挙。世界的超一流マイラー。

 母父はサドラーズウェルズ系。先週のエリザベス女王杯。先日の菊花賞ともに母父サドラーズウェルズ系の馬が連対。タフな阪神芝でキーとなっている系統。

 母系も日本で抜群の実績を残すSuleika牝系。ブエナビスタ、アドマイヤジャパンを出したビワハイジ。マンハッタンカフェ。サラキア、サリオスの母サロミナはいずれも牝系はSuleika。スケールはもちろん、中距離GIを差して勝った馬を多数出しているのも今の馬場。当レース傾向に合います。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のマイルCS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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