昨年につづき今年も阪神芝内2000で行なわれる京都2歳S。その昨年は10頭が出走し、うち4頭がノーザンテーストの血を引いていて、その4頭がワンダフルタウン(父ルーラーシップ)1着、ラーゴム(父オルフェーヴルがノーザンテースト4×3)2着、マカオンドール(父ゴールドシップ)3着、ダノンドリーマー(自身がノーザンテースト4×4)5着と上位に。
阪神に替わってノーザンテーストのパワーが優位になったという見方はできるか。取り上げた5頭でノーザンテーストの血を引くのは、父オルフェーヴルのライラックだけ。(解説:望田潤)
キャンデセント母トータルヒートはJRA5勝。母母リーサルヒートはハリウッドオークス(米G2・AW8.5F)勝ち。母父ストリートクライはドバイワールドC勝ち馬でウィンクス、ゼニヤッタ、ストリートセンス、ニューイヤーズデイなどの父。母母父がアンユージュアルヒートだから、ディープ産駒としてはディアスティマやアルバートドックを想起させる配合で、抜群に斬れるわけではないが実直で粘り強い中距離馬。阪神内2000に合ったタイプといえる。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
トゥデイイズザデイ母キトゥンズクイーンはダイアナS(米G1・芝9F)3着で、