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【朝日杯FS予想】印象に引っ張られがちな2歳GIを、妙味の視点で斬る!/第61回

  • 2021年12月15日(水) 18時00分
2歳GIは情報量が少なく、ほとんどの馬が初対戦。なかには本来の力を発揮できない馬もいます。そんな難解なレースに対しても、当コーナーは主観を入れず、一定の評価基準=妙味度を使って、いつものスタンスで臨みます。

(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング 編集K3)


人間の印象によって妙味度は変わる



編集K3(以下、K3) 阪神JFは「儲かる軸馬」のウォーターナビレラが3着に好走しました。「ベルクレスタにできませんか?」なんて言ってすみませんでした……。

 ウォーターナビレラは予想1番人気でしたけど、最終的に4番人気になりましたね。

K3 武兄弟のタッグだったのでもっと人気するかと思ったんですけど、違いましたね。たぶん過去のレース傾向から「脚質的にどうか?」「ファンタジーS組はどうか?」という理由で人気を落としたんだと思います。

 もし多くの人たちが過去のレース傾向を参考にしているのであれば、その逆が美味しくなりますよね。

K3 でも、過去の傾向は参考にしたくなるじゃないですか? 特に2歳戦なんて情報が少ないですし。

 もちろん、なかにはレース傾向を上手に読み取る方もいます。でも、見た目の数字を見るだけだと、ただの偶然で根拠がないデータまで拾いあげてしまうリスクがあります。10レース分のサンプルしかないわけですからね。それならサンプルがもっと多いデータを使ったほうがいいということなんです。

K3 少ないサンプルでの傾向読みはセンスが問われますもんねぇ。

 あと、出走馬を見て都合のいいデータを当てはめようとするのが一番良くないですね。

K3 それは先週の僕じゃないですか(笑)。

 なので、このコーナーはなるべく主観を入れない形でやりましょう。続けていればそのうちハマりますから。

K3 わかりました。では、朝日杯FSの予想に移りましょう。

 予想1〜5番人気の総合妙味度はこのようになっています。

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卍

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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