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【朝日杯FS予想】朝日杯FSもパワーと短距離適性に優れるノーザンダンサー系に注目

  • 2021年12月17日(金) 19時00分
今週末は朝日杯FS!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る


近年の勝ち馬に多いデインヒル系のあの馬に注目


 先週の阪神JFは単勝51.2倍のラブリイユアアイズが2着。同馬の父ロゴタイプはノーザンダンサー系。スプリント適性の高い産駒も出しやすい種牡馬。近親にもスプリンターズS2着で,1000m重賞も勝ったパドトロワ。そして母系には、2歳マイルGIで注目血統のデインヒル。

 1、3着馬もスプリントGI勝ち馬と、芝短距離と2歳戦適性の高いノーザンダンサーを持つ配合馬。(出走馬の系統分類はスマート出馬表を参照)

 今の馬場、そして2歳マイルGIレースは体力とスプリント適性、パワーに優れるノーザンダンサー系の重要性を改めて示したレースでした。

 今週末の朝日杯FSも、2歳戦向きの体力に優れる、短距離指向のノーザンダンサー系種牡馬の血が重要なレース。

 昨年の勝ち馬グレナディアガーズ。一昨年の勝ち馬サリオス。4年前の勝ち馬ダノンプレミアム。5年前の勝ち馬サトノアレスはいずれもノーザンダンサー系のデインヒルを持つ馬。2歳戦とスプリント戦でも世界的に実績を残す種牡馬。

 オタルエバーは母父がリダウツチョイス。その父はデインヒル。2歳限定のスプリント戦で世界最高勝金額のG1レースが行われるオーストラリアで何度もリーディングを獲得した超一流種牡馬。2歳同士の体力の勝負とスプリント勝負。タフな芝で減速しづらいパワーに優れた血統。父リオンディーズの産駒も先日同競馬場で行われた京都2歳Sでジャスティンロックが優勝。今の馬場、当レース傾向に向いたタイプの血統馬。

 ドーブネは父がディープインパクト。「重賞のディープ産駒は勢い重視」と10年以上書き続けていますように、阪神開催となって以降、当レースで馬券になったディープ産駒5頭もすべて前走は1着。

 前走1着のディープ産駒の中でも体重が大きい馬ほど好走率が高いのも当レースの特徴。過去10年の当レースで馬券になったディープ産駒はすべて体重が460キロ以上。480キロ以上で出走した3頭はすべて馬券圏内に。

 当レースはパワーと体力、短距離適性の適性が要求されやすいことも大型のディープ産駒が走りやすい傾向につながっているのでしょう。

 母父はフットステップスインサイド。イギリスの2000ギニーを勝ったジャイアンツコーズウェイ産駒。当レース、今の阪神芝でキーとなる。短距離適性とパワーを兼ね備え、2歳戦で体力が完成しやすいタイプのノーザンダンサー系(ストームバード系)種牡馬。当レースの傾向に向いた血統馬。

 オタルエバーもドーブネも中距離指向の末脚が削がれる馬場、展開が理想。週中の雨で末脚が削がれる馬場になっていれば有利。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の朝日杯FS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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