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【有馬記念予想】2強・エフフォーリアとクロノジェネシスの武器は真逆

  • 2021年12月23日(木) 12時00分

2頭それぞれのストロングポイントとウィークポイントを分析


 近年の有馬記念は馬場への依存度が高く、執筆時の2週前の段階での判断がかなり難しい。リアルタイムな馬場や傾向についての分析等については前日夜に「有馬記念 漢だらけの前夜祭ライブ(仮)」で展開していく予定です。

 当コラムでは2強オッズを形成することが予想されるエフフォーリアとクロノジェネシスについて2頭それぞれのストロングポイントとウィークポイントを分析していければと思っています。

◆エフフォーリア
 共同通信杯・皐月賞で見せた鋭いギアチェンジ能力。共同通信杯は11.9-11.5-10.8-11.5というラップを一頭違う脚で抜け出すシーンを作っての勝利。皐月賞はやや分かり辛いラップになっているが11.4-11.9-12.1-12.3-12.6というラップを抜け出す脚の違いを見せつけての勝利。

 速い時計・遅い時計いずれにおいても抜け出す脚の優位性は他馬よりも2ランクくらい上で、狭いスペースからも競馬ができる上、抜け出す能力も高いので枠の不利を受けにくい。基本的には外枠不利になりやすい有馬記念において、この抜け出す脚を有していることや馬群で競馬できるという点は大きなアドバンテージになる。

 ギアチェンジの性能の良さに反して、

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1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

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